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りくりゅうにアクシデント…SP首位発進も三浦璃来が左肩を脱臼 演技後は涙【全日本フィギュア/ペアショート】

りくりゅうにアクシデント…SP首位発進も三浦璃来が左肩を脱臼 演技後は涙【全日本フィギュア/ペアショート】

日本最強ペアに暗雲が漂った。

 ミラノ・コルティナ五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケート全日本選手権が12月20日に行なわれ、ペアのショートは今季のグランプリファイナルを優勝した“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一組が登場。84.91点で首位発進したが、心配になる一幕があった。

 前回王者のりくりゅうは高さのあるトリプルツイストでスタートすると、続く3回転トウループを着氷。そのあとリフトも華麗に決めた。スロー3回転ルッツで三浦が手をついてしまうが、何とか耐えた。

 演技後半は安定した内容でフィニッシュ。場内のスタンディングオベーションを受けたが、演技終了後に三浦が左肩を押さえた。ただ事ではない状況に木原も心配した顔で言葉をかける。三浦は脱臼したような症状で腕を上げられず、思わず涙をこぼした。

 得点を待つキスアンドクライでは木原がずっと三浦の左肩に手を当ててパートナーの身体を心配していた。国際スケート連盟非公認ながら、自己ベストを上回る84.91点が表示されると、三浦はモニターを見て「なんで?」というような口ぶりで、苦笑いした。

 三浦の左肩の異変は、のちにショート開始直前の6分間練習で痛めた模様。2度の世界選手権優勝や今月のグランプリファイナル制覇など圧倒的な実績を誇るりくりゅうの代表入りは決定的な状況だが、明日のフリーに不安が残るショートとなった。
 ▼全日本フィギュアスケート選手権 ペアショート結果
1位 三浦璃来/木原龍一 84.91点    
2位 長岡柚奈/森口澄士 72.91点
3位 籠谷歩未/本田ルーカス剛史 48.33点

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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配信元: THE DIGEST

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