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F1デビューのリンドブラッド、5年前にノリスに語った”宣言”の動画が話題に! インタビューで当時のことを回顧

F1デビューのリンドブラッド、5年前にノリスに語った”宣言”の動画が話題に! インタビューで当時のことを回顧

アービッド・リンドブラッドは、2026年のレーシングブルズのシートを掴み、F1デビューすることになった。このリンドブラッドの、5年前の動画が話題になっている。

 この動画は2021年に撮影されたもので、マスクを装着して歩くランド・ノリスの周りに、カートキッズたちが集まってくる。その画面の左側から、緑色のTシャツを着た細身の少年が近づいてきて、ノリスに声をかける。この少年こそ、当時14歳のリンドブラッドだ。

 リンドブラッドはノリスと握手を交わし、こう語りかける。

「僕のことを覚えておいてほしい。5年後にF1でまた会おう」

 このリンドブラッドの宣言は現実のモノとなった。彼は2026年にレーシングブルズからF1デビュー。そしてノリスはチャンピオンとして、リンドブラッドを迎え撃つ。

 この発言についてリンドブラッドは、motorsport.comの独占インタビューに答えた際にも振り返っている。

「僕は友達に、『ランドに近づいてみようと思うんだ』と言ったんだ。でも友達は、『お前にはそんな勇気ないでしょ』と言ったんだ」

 リンドブラッドは当時のことをそう振り返る。

「何を言おうか、本当に迷っていたんだ。でも最初に口をついて出た言葉は、『僕のことを覚えておいてほしい。5年後にまた会いましょう』というモノだった。ルイス・ハミルトンとロン・デニスの話から、少しインスピレーションを受けたんだ。彼(ハミルトン)は、『いつかあなたのクルマを運転するつもりです』とデニスに言ったんだ」

「彼(ノリス)は少し驚いたようにして、『ああ、そう考えるのは素晴らしいことだよ』みたいなことを言ったんだ。きっとそういうことを言う人は他にもたくさんいるだろうからね。その時は特に何も思わなかったんだ」

「でも僕はF1に行けると信じていた。ランドにそう言った時にもそう思っていたし、今も同じような信念を抱いている」

「でも今振り返ると面白いね。だってそれが現実のモノになるんだから。しかも5年後にね」

 リンドブラッドは現在18歳。2026年にはレーシングブルズで、リアム・ローソンのチームメイトとして戦う。一方今季レーシングブルズで好成績を残したアイザック・ハジャーはレッドブルに昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとなる。これにより角田裕毅はレッドブルのリザーブドライバーを務めることになる。

 リンドブラッドは、レッドブルの育成ドライバーとしてものすごい速さでF1に到達した。2022年にはカートからF4に昇格し、2024年はFIA F3、そして2025年はFIA F2を戦った。F2ではランキング6位であり、チャンピオン争いには加われなかったものの、F2デビュー前にF1デビューに必要なスーパーライセンスポイントを獲得済みであり、F1に実際にデビューするのは時間の問題だとされていた。

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