『SUNNY VOYAGE 2025 in OSAKA176』大阪・176BOX(豊中市/2025年12月20日)
○Yoshiki Inamura&ウィル・クロス&ダガvsマサ北宮&杉浦貴&タダスケ×
NOAH初開催となった大阪176BOX大会をGHCヘビー級王者のYoshikiが締めくくった。
2018年、豊中の閑静な住宅街に生まれた176BOXは、大阪でのプロレス・格闘技の個性派会場として定着。NOAH初開催となったこの日はメインでGHC王者Yoshiki、英プログレス・アトラス王者クロス、GHCジュニアタッグ王者ダガの“王者トリオ"が実現し、北宮&杉浦&タダスケのTEAM 2000Xトリオと6人タッグマッチで激突した。
Yoshikiは12・23後楽園大会でタッグを組む北宮とのっけから肉弾戦で火花。場外乱闘でも北宮に狙い撃ちされたYoshikiは、杉浦相手にうっ憤を晴らす大暴れを見せたものの、T2000Xは一転して猛攻に。場外からタダスケのイス攻撃を食らうと、北宮にはサイトースープレックスで引っこ抜かれてYoshikiはピンチに陥る。しかし、タダスケが再びイス攻撃を狙った場面では、イスごとラリアットで吹き飛ばして逆襲。すかさずダガがエルボー、クロスがクロスコントロールで援護射撃すると、Yoshikiは豪快なDIS CHARGEを投下して3カウントを奪った。
圧巻リレーで完勝し、元日武道館のOZAWA戦へまたひとつ弾みをつけたYoshikiは、そのままゴキゲンでマイクを握る。「ワッツ・アップ!? 大阪! 今日、ミスターOZAWAは来てないよな。マイ・バックばかり気を取られちゃって、すごいスキャリーな思いしているけど…」と襲撃を警戒しつつも、「今日は、トゥデイは、ファースト・タイムの176BOXでのショーでした。スモール・イヤー(小耳)にはさんだところによると、176BOXのオーナーさんがロング・タイム、ロング・ロング・タイムでプロレスリング・ノアにここ176BOXでショーをしてほしいとオファーしていたそうです。そんな熱いオファーを我々プロレスリング・ノアはレシーブして、今日ここでようやくファイトすることができました」と明かして、感慨深げな表情を見せた。
そのうえで「ネクスト・タイムも必ずGHCヘビーウェイトチャンピオンとして、ニューイヤー・ショー、ミスターOZAWAをビート・アップして、GHCヘビーウェイトチャンピオンとして、ここ176BOXにカムバックします。エンド、アイ・ラブ・ユー・ガイズ、シー・ユー・アゲイン、バイバイ!」と締めくくったYoshiki。あす(20日)は年内最後の地方大会となる浜松大会に臨む。
【Yoshikiの話】「トゥデイは本当にこの176BOXでファースト・タイムのショーをできてベリー・ハッピー。ミーもウィルさんもダガさんもニューイヤー・ショー、このベルトをディフェンスするために精一杯ファイトしますので、方舟シップ・ユニバースのみんな、俺たちから目を離さず、キープ・ウォッチングしてください。サンキュー」

