『SUNNY VOYAGE 2025 in OSAKA176』大阪・176BOX(豊中市/2025年12月20日)
○Eita vs カイ・フジムラ×
3WAY形式で争われる元日武道館大会のGHCジュニアタッグ王座戦に向けた前哨戦で、Eitaがカイに圧勝。約8ヶ月ぶりの一騎打ちで連勝した形となったEitaは「何も変わってねえ」と一刀両断にし、王座戦へ“眼中なし"を宣告した。
元日武道館のGHCジュニアタッグ王座戦「ダガ&小田嶋(王者)vsカイ&アレハンドロ(挑戦者)vsEita&近藤修司(挑戦者)」に向けて、Eitaとカイがシングルマッチで前哨戦。両者の一騎打ちは4・6大阪大会のGHCジュニア王座戦(王者Eitavs挑戦者カイ)以来で、8ヶ月前はEitaに軍配が上がっていた。
試合ではカイがテーピングをほどこしていた右腕にEitaが集中砲火。Numero Unoで絞めに絞める。耐え抜いたカイはスワンダイブ式エルボー、ファイナルカットと得意技でたたみかけたものの、必殺ゴラッソは決まらない。焦るカイは再びファイナルカットを繰り出すが、フォールした瞬間、巧みに丸め込んだEitaが再びNumero Unoに再捕獲。一気にギブアップを奪った。
約8ヶ月ぶりの一騎打ちでもカイに圧勝したEitaは、マイクを握ると「今年、俺がGHCジュニアのチャンピオンだった時。お前はそのベルトに挑戦してきた。その時からお前何も変わってねえぞ? ジュニアのトーナメント、結果を残したからって、カイ・フジムラ、中身何も変わってないぞ? 俺からしたらあの頃のカイ・フジムラのままだぞ。何も変わってないんだよ」と辛らつに突きつけた。
さらには「この試合、実質ダガ&小田嶋組対Eita&近藤組だと思っているから。お前ら2人、いや、カイ・フジムラ…成長してみろ!」と“眼中なし"まで宣告し、カイはマットを叩いて悔しがるほかなかった。
11月のノアジュニアGPではノアジュニア新世代として決勝進出を果たしたカイ。高橋ヒロムに敗れたものの、躍進を印象付けた直後の急ブレーキとなったが、「俺はこの1年で確実に変わったんだよ。確実に! 変わった自信がある。Eita、結果がすべてなのは俺が一番わかってるんだ。必ず2026年元日、日本武道館でアレハンドロと俺がジュニアタッグタイトル獲って、結果で、結果で見せてやるからな」と悔しさにまみれながら執念を燃やした。
【Eitaの話】「おい、カイ・フジムラ。お前、なんも変わってねえぞ。あの時のカイ・フジムラとなんも変わってない。もういいよ。お前はそれでいい。お前はそれでいいよ」
【カイの話】「ああ、クソ。俺はな、俺はこの1年で確実に変わったんだよ。確実に! 変わった自信がある。Eita、結果が全てなのは俺が一番わかってるんだ。必ず2026年元日、日本武道館でアレハンドロと俺がジュニアタッグタイトル獲って、結果で、結果で見せてやるからな」

