フィギュアスケートの全日本選手権が12月20日、代々木第一体育館（東京）で行なわれ、鍵山優真がフリー183.68点、ショートとの合計287.95点で大会連覇を達成した。ミラノ・コルティナ五輪の日本代表最終選考会を兼ねている今大会を制した鍵山は五輪出場が内定した。
冒頭の４回転サルコウ、４回転トウループと高い出来栄え点をマークした鍵山だったが、トリプルアクセルのコンビネーションに失敗しシングルに。さらに４回転トウループで転倒するなどミスが続き、フリーの得点では２位佐藤駿の後塵を拝した。
演技後得点が発表され、五輪が内定した鍵山だったがその顔に笑みはなく、最後には目を抑えて悔し涙を流した。
ファンからは「あー悔しいね」「鍵山くん...泣かないで」「どれだけの重圧がかかってるかを思うとこっちも泣けてきてしまうな...」「ここでもっとできた、という涙が出るのがすごい」「鍵山くんの号泣の重み...」「まだまだ上を見てるな」といった声が上がった。
▼全日本フィギュアスケート選手権 男子シングル結果（カッコ内はフリー得点、上位６人まで）
優勝 鍵山優真 287.95点（183.68）
２位 佐藤駿 276.75（188.76）
３位 三浦佳生 261.18点（165.53）
４位 中田璃士 248.65点（158.74）
５位 山本草太 238.94点（156.73）
６位 友野一希 229.74点（141.69）
構成●THE DIGEST編集部
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