スマックダウンが現地時間19日、ペンシルベニア州ハーシーで行われ、WWE女子タッグ王者“カブキ・ウォリアーズ"アスカ&カイリ・セインがナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンドとのノンタイトル戦に敗れた。
女子タッグ王者に君臨するカブキ・ウォリアーズは1・5ロウでイヨ・スカイ&リア・リプリーとの防衛戦を控える。この日、同王座を狙うナイア&ラッシュとノンタイトル戦で激突した。
カブキ・ウォリアーズはナイア相手にアスカがトラースキック、カイリがカカト落としを立て続けに決めると、アスカのバズソーキックとカイリのトラースキックを同時に発射して先手を取った。さらにアスカがミドルキックを連発し、ナイアがスパインバスターで反撃しても、コードブレイカーで応戦。ナイアとラッシュを場外に転落させると、カイリがインセインエルボーで二人に突っ込んだ。
その後、カイリが劣勢となったが、ナイア&ラッシュのダブルブレーンバスターをDDTで切り返して打開。アスカはミサイルキックを二人に突き刺し、ラッシュ、ナイアの順でハイキックをさく裂。ローリングバックブロー、ソバット、トラースキックと打撃の雨を降らせ、飛びつき腕ひしぎ逆十字でナイアに絡みつくと三角絞めに移行した。
ナイアはパワーボムで切り返そうとしたが、阻止したアスカはヒップドロップを自爆させ、スライディングキックを見舞った。ラッシュがカットに飛び込んでもカイリが延髄斬りで迎撃。アスカもトラースキックを見舞って蹴散らすと、串刺し攻撃を狙うナイアを鉄柱に誤爆させた。
アスカのコーナーダイブはラッシュが妨害。ナイアが雪崩式サモアンドロップを狙うと、アスカはパワーボムで切り返す。カイリがエプロンから場外へのダイビングエルボーでラッシュを分断すると、ナイアめがけてインセインエルボーを放った。が、キャッチしたナイアがチョークスラムで逆襲。間髪入れずバンザイドロップを投下すると、カイリは返せず3カウントが入った。
そこへやってきたのが同じくタッグ王座を狙うシャーロット・フレアー&アレクサ・ブリス。先週、ナイアの介入によってアレクサがラッシュとの一騎打ちに敗れている。シャーロットがトラースキック、アレクサがドロップキックをラッシュに見舞うと、ナイアを合体ドロップキックで蹴散らす。アレクサが狙ったツイステッドブリスはナイアがラッシュを救出して不発となったが、シャーロットとアレクサはタッグベルトを掲げて勝ち誇った。
すでにイヨ&リアの挑戦が決まっているが、この日、王者・アスカ&カイリがノンタイトル戦ながらナイア&ラッシュに敗北。その二人を蹴散らしたシャーロット&アレクサは「勝った方とウチらがやる」と1・5商社への挑戦をぶち上げた。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

