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「漫画みたいな展開」鍵山優真、佐藤駿、三浦佳生“関東三羽烏”が辿り着いた全日本の表彰台【男子フィギュア】

「漫画みたいな展開」鍵山優真、佐藤駿、三浦佳生“関東三羽烏”が辿り着いた全日本の表彰台【男子フィギュア】

2025年12月20日に開催されたフィギュアスケートの全日本選手権(東京・代々木第一体育館)で、男子シングルで表彰台に上がったのは、鍵山優真(22歳)、佐藤駿(21歳)、三浦佳生(20歳)だ。大会連覇でミラノ・コルティナ五輪代表に内定したのが鍵山優真で、2位が佐藤、3位が三浦だった。

 3人は幼馴染で、ジュニア時代からしのぎを削り合ってきた。「関東三羽烏」、「卍(まんじ)ボーイズ」とも呼ばれてきた彼らは、今回のメダリスト会見で3人揃っての表彰台の感想を尋ねられた。そこで「大きな意味がある」と述べたのは、鍵山だ。

「駿と佳生くんはノービスやジュニアの頃から練習や試合をしてきた仲です。特にシニアに上がってからは『いつか3人でオリンピック行こうね』、『3人で表彰台に上りたい』と会うたびに話していました。でも、それぞれ怪我などで3人が万全の状態で揃うシーズンがあまりなくて。それでもミラノ五輪のシーズン、全日本選手権で表彰台に3人で上がれたのは大きな意味がありました」
  「夢のよう」と語ったのは佐藤である。

「3人で表彰台に上りたいという話はずっとしていて、それが叶って嬉しかったです。名前を呼ばれてリンクの真ん中で挨拶をしたら、表彰台に上ることができたという時間が湧いてきました」

 そして三浦は「この2人がいなかったらここまで来れていない」と尊敬の念を示した。

「ふたりの存在はそう言って過言ではないほど大きいですし、さっき3人で話しましたけど、漫画みたいな展開があるんだなというくらい、この3人での表彰台は特別です。全日本での表彰台は個人として初めてで、それも嬉しいですけど、3人で上れたことは僕のスケート人生で一生忘れないものになりました」

 努力の末に辿り着いた特別な瞬間。3人はこの日、長年積み重ねてきた時間が報われる瞬間を、同じ表彰台の上で分かち合った。

▼全日本フィギュアスケート選手権 男子シングル結果(カッコ内はフリー得点、上位6人まで)
優勝 鍵山優真 287.95点(183.68)
2位 佐藤駿 276.75点(188.76)   
3位 三浦佳生 261.18点(165.53)
4位 中田璃士 248.65点(158.74)
5位 山本草太 238.94点(156.73)
6位 友野一希 229.74点(141.69)

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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