『青のミブロ』の主人公・ちりぬ にお役の梅田修一朗さん、芹沢鴨役の竹内良太さんに独占取材!
第2期「芹沢暗殺編」への思いやキャラクターとの向き合い方に加え、“ミブロチームで関西を巡るなら?”という妄想トーク、さらに思わず笑顔になるワシントンでの“あんなぁ”の瞬間まで。ふたりの素顔が見えてくる後編です。
( Index )
- 第2期「芹沢暗殺編」はどう描かれる?
- ミブロチームで関西を巡るなら? 芹沢神戸満喫編?
- ワシントンで出会った“あんなぁ”な出来事が忘れられない
『青のミブロ』って?
週刊少年マガジン連載の同名マンガのアニメ化作品。2024年10月~2025年3月に放送されたアニメ1期では、13歳のふつうの少年・におが、壬生浪士組、通称ミブロに加わり、京の街を守るため命懸けで戦う日々を通して絆を深める姿が描かれてきた。新シリーズ、芹沢暗殺編では、ミブロの面々のお互いの譲れない正義が交錯する末、儚き暗殺譚へと突き進んでいく物語が繰り広げられる。
第2期「芹沢暗殺編」はどう描かれる?
芹沢暗殺編がいよいよスタートします。今の思いを聞かせてください。
梅田:
1期のアフレコの時は、「にお」としては壬生浪士組の皆さんに毎週アフレコで会うのが日常であり、その上で「にお」にとってはつらいこともあって……。1期が終わり、これから物語は芹沢暗殺編になり……!
竹内:
僕、暗殺されてしまうの!? 死にたくない(笑)!
梅田:
原作コミックでも重厚なストーリーになってますよね。
竹内:
しかも、どんどん先行してティザー映像が出てるじゃない? 「にお」が泣いているシーンを見ると、そこからどんどん話が重くなっていくことが伝わるし、歴史上でも大きな事件が起こる……。アフレコ現場も1期とは違った緊張感が漂うようになると思います。「芹沢暗殺編」とサブタイトルがついているので、竹内としては「どう生きていこうか」という思いでいます。芹沢鴨の“その時”が来るまで、生きる意味や死ぬ意味をどう見つめるのか、考えていくことになると思います。
梅田:
僕が読者として芹沢暗殺編に感じたのは、「にお」が主人公の作品でありながら、芹沢暗殺編は芹沢が主役だということ。近藤(勇)や「にお」、(田中)太郎だったり、いろんな人が近くで芹沢のことを見て、やりとりしている様子が描かれていきます。それぞれの目線で、芹沢にはどういう一面があったのか、どういう言葉があったのか、本当は何を望んでいたのか、そういうところを感じてもらえたら。そこから芹沢の大きさや、「にお」が抱える葛藤や成長した部分も伝わると思います。芹沢の姿を見て「この言葉や行動には何か意味があるはず」と、うろたえずに見つめられるんじゃないかと思います。
竹内:
僕は今、不安よりも恐怖のほうが強いんです。ここまで熱い人物を演じる機会はそうそうないから。「にお」と共に物語を紡ぎ、芹沢の人物像を作っていきたいなと思います。

