今までうまくいかなかった時間も無駄じゃなかった
――「漫才万歳」というコピーにちなみ、「漫才していて良かったな」「漫才っていいな」と感じた瞬間をお聞かせください。
佐々木 漫才をやって10年目ですからね、僕らも。なんかありますか? 町田くん。
町田 ありますよ、そりゃ。ネタあわせして、「いやこれはなんかおもろいし、いけるんじゃないか」と思ったのが、伝わったときが嬉しいですよ、そりゃ。
佐々木 あー、なるほど。僕らの中で「これは面白いだろう」みたいなネタがちゃんとウケたらっていう。
町田 ちゃんとウケると、「漫才っていいな」って。
佐々木 うまくいかない期間がだいぶ長かったからこそ、その分ここ一、二年で、今までうまくいかなかった時間も無駄じゃなかったんだなってわかったのが良かったです。
――準決勝のネタも、マヂカルラブリーの村上さんに、町田さんが輝いていると絶賛されていました。
町田 はいはい(笑)。そんなですけど。
――佐々木さんが町田さんを輝かせた?
佐々木 そうっすね。準決勝のネタに関していえば、町田のセリフ量もだいぶ多いというか、ツッコミの割合が多いネタなんで、本当に「噛まなくてよかった」って感じです(笑)。
町田 そうっすね(笑)。

今年は俺たちが「一番、野球が上手い」!?
――「ファイナリストの中で、俺たちが一番◯◯だ」。◯◯に入る言葉は?
佐々木 俺たちが一番勝っているところってなんなんだろうな。
町田 一番「喋っている」ってとこはあるかもしんないすね。
佐々木 俺たちが一番喋っている?
町田 毎日会っていますし。ラジオもあるし。
佐々木 でも、みんなもやってるんじゃない? ヤーレンズさんなんかだいぶ長いよ。真空ジェシカなんて学生時代からやっているし。
町田 確かに……。
佐々木 今年は俺たちが一番、野球が上手いんじゃないですか? 昨年はバッテリィズさんがいたので、一番とは言えなかったんですけど。
町田 可能性ありますね。
佐々木 今年に関しては、僕らが一番スポーツできるんじゃないかな。どうなんだろう。スポーツできそうな人いる?
町田 今年マジいない。
佐々木 いないよな。
――「相席食堂」の野球チームでもご活躍ですし。
町田 俺は死ぬほどミスってますけど(笑)。
佐々木 相席食堂。確かにめっちゃ跳ねてたな。
町田 どこがだよ! 千鳥さんが「(うちのチームには)いらない」「いらない」って俺を押し付けあっていたよ!
――ほかのファイナリストの中で意識しているコンビは? それはなぜ?
町田 ヨネダ2000は元々仲良いんですけど、あっちの方が先に決勝行って。
佐々木 同じ劇場で、ずっと一緒に切磋琢磨した仲ではあるんで。
町田 今回、一緒に決勝に行けたのは嬉しいですけど、ヨネダとも戦わなきゃいけないなっていう感じですね。優勝は1組しかないんで、そういう意味で意識している感じですかね。
――ヨネダ2000さんをみて、進化や変化を感じますか?
佐々木 経験を積んで、いい意味で、昔の尖りが丸くなった気はしますね。ちゃんと自分たちのセンスがありつつ、プラスお客さんにもウケる。そこのチューニングが、昔よりだいぶできているイメージがありますね。
――佐々木さんが意識しているコンビは?
佐々木 お客さんに投げかけないしゃべくり漫才って、たぶん僕らと豪快キャプテンさんしかいないと思うんです、今回。コンビの会話で笑いを取るっていう部分に関しては、一番ライバルって感じだと思いますね。