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りくりゅう、朝の公式練習に姿見せず SPで三浦璃来が左肩脱臼アクシデントも首位発進、FS出場明言していたが…【全日本フィギュア/ペアフリー】

りくりゅう、朝の公式練習に姿見せず SPで三浦璃来が左肩脱臼アクシデントも首位発進、FS出場明言していたが…【全日本フィギュア/ペアフリー】

日本最強ペアの姿はなかった。

 フィギュアスケートの全日本選手権は12月21日、ペアのフリースケーティングが行なわれる。朝の公式練習に前回王者の“りくりゅう”こと三浦璃来/木原龍一は不在。前日のショート終了後に三浦が左肩を脱臼したことが判明。フリー出場を明言していたが、怪我の回復具合が心配だ。

 午前9時30分からスタートしたペアの公式練習。氷上に姿を見せたのはショート2位の長岡柚奈/森口澄士ペアと、同3位の籠谷歩未/本田ルーカス剛史ペアだけだった。選手紹介で「三浦璃来/木原龍一組」のアナウンスされたが、フリーの曲がただ流れるだけ。結局、30分の練習時間に2人が氷上に立つことはなかった。

 前日ショート首位発進したりくりゅうは思わぬアクシデントが起きていた。演技直前の6分間練習で三浦が左肩を脱臼。その時の状況を木原は「心臓が止まるかと思った」と表現するほどの異変だった。それでも三浦は痛みに耐えて、なんとか演技を完遂。終了直後に左肩を押さえて涙を流す三浦に木原は優しく手を添え、左肩を支えて見つめ合った。
  得点は国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、ショートの世界最高得点となる84.91点をマーク。キスアンドクライで三浦が思わず「え!? なんで?」とつぶやくほどだった。
 
 ペアフリーは午後3時15分にスタート予定。2度の世界選手権優勝、今月のグランプリファイナル金メダルなど圧倒的な実績からミラノ・コルティナ五輪の代表入りは確実な状況のりくりゅうは同五輪の個人戦をはじめ、フィギュア団体戦でもメダル獲得に必要不可欠なペアである。

 全日本連覇はもちろん、コンディションが悪化してないか非常に気がかりだ。

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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配信元: THE DIGEST

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