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錦織圭の2026年はキャンベラCHの予選からスタート!「非常にレベルの高い選手が集まる」と闘志示す<SMASH>

錦織圭の2026年はキャンベラCHの予選からスタート!「非常にレベルの高い選手が集まる」と闘志示す<SMASH>

2026年1月4日~10日の日程で開催される男子テニスツアーの下部大会「ワークデイ・キャンベラ国際2026」(オーストラリア・キャンベラ/ハードコート)は12月18日に大会公式サイトを更新し、元世界ランキング4位の錦織圭(現156位)の出場を発表した。このまま予定通りプレーできれば、同大会が錦織にとって来季開幕戦となる。

 世界のトップ選手と次世代のスターを多数輩出してきたことで知られるこの大会は、現在ATPチャレンジャー125およびWTA125の男女共催大会として開催されており、今回から賞金総額が70万豪ドル(約7299万円)に増額される。昨年は男子でジョアオ・フォンセカ(ブラジル/現24位)、女子では伊藤あおい(現136位)がそれぞれ優勝を飾っている。

 14年の全米オープンでアジア人男子選手初の四大大会シングルス決勝進出を果たし、これまでにツアー12勝を挙げている35歳の錦織は、今回は現ランキングの関係上、予選からの出場となる。

 今年5月の「ジュネーブ・オープン」(クレーコート/ATP250)を最後に腰痛でツアーを離れていた錦織は、11月に国内で開催された下部大会「横浜慶應チャレンジャー」(ハード/CH75)で約3カ月ぶりに実戦復帰。ベスト8進出で今季を締めくくった。
 「ワークデイ・キャンベラ国際」の出場決定を受け、錦織は公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「これまで訪れたことのないキャンベラでシーズンをスタートできるのを楽しみにしています。オーストラリアの首都を訪れるのがとても楽しみです。この大会については良い話しか聞きませんし、昨年はフォンセカが優勝していることから、今回も非常にレベルの高いプレーヤーが集まることはわかっています」

 同大会には錦織と西岡良仁(元24位/現110位)、島袋将(現147位)の計3名の日本人選手がエントリーしており、西岡と島袋は本戦から出場予定。その他本戦には昨年3月に初のトップ100入りを果たしたルカ・ナルディ(イタリア/現107位)や元7位のダビド・ゴファン(ベルギー/現117位)、ツアー3勝のニコラス・ジャリー(チリ/現123位)など実績豊富な選手が名を連ねる。厳しい戦いにはなるだろうが、完全復活を期す錦織の予選突破と、その後のさらなる勝ち上がりに期待したい。

文●中村光佑

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配信元: THE DIGEST

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