元ロサンゼルス・ドジャース所属の右腕クリス・マーティンが、テキサス・レンジャーズと1年契約で再契約する見通しとなった。12月20日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。現時点では球団からの正式発表はなく、今後、身体検査を受ける予定だという。
来年6月2日に40歳を迎えるマーティンは、2022年にシカゴ・カブスからドジャースへトレード移籍。ドジャースでは26試合に登板し、3勝1敗、3ホールド、2セーブ、防御率1.46を記録した。同メディアは当時を振り返り、「好成績を残し、ブルペンの一角として確かな存在感を示していた」と評価した。
右腕は今季レンジャーズでプレーし、リリーフとして42回1/3を投げ、2勝6敗、2セーブ、13ホールド、防御率2.98をマーク。ただし後半戦は故障に苦しみ、肩の疲労やふくらはぎの張り、胸郭出口症候群などで複数回にわたり負傷者リスト入り。オールスター後の登板は9回2/3にとどまったと同メディアは伝えている。
それでも来季40歳を迎える右腕について、同メディアは「年齢を感じさせない、マウンド上での安定感は健在だ」と指摘。22年から25年までの4シーズンで防御率2.60を記録しており、「フォーシーム、カッター、スプリッター、シンカー、スイーパーと多彩な球種を操り、今なお信頼できるリリーバーである」と高く評価した。
マーティンはメジャーリーグで苦闘した時期を経て、日本プロ野球(NPB)でもプレーした経験を持つ。15年にニューヨーク・ヤンキースで24試合に登板し、防御率5.66と結果を残せず、16年に北海道日本ハムファイターズへ移籍。NPBでは2シーズンで通算92試合に登板し、2勝2敗、22セーブ、48ホールド、防御率1.12と圧倒的な成績を残し、キャリアを立て直した。
豊富な経験と多彩な球種を武器に、40歳のベテランが来季どんな投球を見せてくれのか。
構成●THE DIGEST編集部
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