・1時間の重み
大人だけなら3時間が2時間に減っても特に問題ないだろう。しかし、「しゃぶ葉」のようなセルフサービスのお店は、小さい子どもが一緒だと準備にとんでもなく手間がかかるのだ。
ファミレスと違って、肉も野菜もタレも、すべて親がお膳立てしてあげないと子どもは何も食べられない。
最近は自分で寿司を食べるようになったので多少は楽になったものの、それでも序盤は給仕に追われ、かなりの時間を消費してしまう。
ああ……! パパとママの貴重な宴会タイムが、刻一刻と削られていく……!
・時間との戦い
これはもはや1秒たりとも無駄にはできない。隙を見てビールで乾杯!
もちろん野菜は一気に入れる。しゃぶしゃぶというよりは、もはや「鍋」だが気にするな。
肉は絶やさず補充し……
よ~くしゃぶってからの……
今年も1年お疲れさま!
染みる……! やはり「しゃぶ葉」は至高……!! しかし、一息つく間もなく次のミッションが訪れる。
「しゃぶ葉」にはソフトクリームやかき氷、ワッフルなど、子どもを惑わす罠が各地に点在しているが……
その最たる例が「わたあめ」だ。お祭りでしか見たことないような夢の機械に、子どもが反応しないワケがない。
結局、この日は合計3~4回は作らされた気がする。娘よ、パパは縁日のおじちゃんじゃないんだぞ。
