2025年12月21日、ミラノ・コルティナ五輪の日本代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権が東京・代々木第一体育館で開催。この日の女子フリーで154.93点を叩き出した大会４連覇中の坂本花織が、ショートプログラムとの合計234.36点で今季世界最高をマークして５連覇を達成した。
この結果、日本女子史上初の３大会連続五輪出場を決めた。演技後、フラッシュインタビューに応じた坂本は貫禄のパフォーマンスについて「嬉しいのひと言に尽きます」と答えた。
「いつも練習しているような気持ちで、一つひとつ丁寧に。集中してスケートのことだけを考えて演技できたので、今日は満足です」
また五輪出場内定について「それが一番安心しました」と安堵の表情を見せた坂本は、自身３度目の“夢舞台”への意気込みを次のように述べた。
「１回目と２回目とは違います。ただ出るだけじゃなくて、明確な目標があるので、それを達成したいです。全日本ではオリンピックに向けて良いスタートが切れるようにと頑張れたので良かったです」
スタッフ、チームメイトなどこれまで支えてくれた人たちに恩返しする意味でも、ミラノ・コルティナ五輪で最高の輝きを放ちたい。
「オリンピックでの目標は団体と個人で銀メダル以上。それを達成できるよう練習からつめていきたいです」
構成●THE DIGEST編集部
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