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〈今さら聞けない〉会議疲れの処方箋はこれだった! 仕事のモヤモヤを一気に整理する「壁打ち」という思考術

〈今さら聞けない〉会議疲れの処方箋はこれだった! 仕事のモヤモヤを一気に整理する「壁打ち」という思考術

会議が終わったはずなのに、なぜか頭の中はスッキリしない。資料も議題も用意したのに、次に何をすればいいのかが見えない――。そんな「会議疲れ」の処方箋が、「壁打ち」という思考術だ。準備も結論もいらない対話を通じて、仕事のモヤモヤを言葉にし、次の一歩を浮かび上がらせてくれる。「壁打ち」は、なぜ仕事を前に進めるのか。『壁打ちは最強の思考術である』より一部を抜粋、編集してお届けする。

会議と雑談と1on1のすべてを兼ね備えたコミュニケーション術

壁打ちによって頭の中のモヤモヤが構造化される、というのを第0章でお話ししました。でも、そもそも「壁打ち」って何を指すのか、何をするのか、よく分からない方も多いのではないかと思います。そこで会議や雑談、1on1などと壁打ちの違いをまず確認していきましょう。

もちろん似ている部分もありますが、明らかな違いがあると僕は感じています。

まず、会議との違いは、必要とされる「議題」や「資料」の精度、そして結論を求められるかどうかです。

会議を開くとなると、必ず「〇〇についての会議」と議題が設定され、その議題に向けて参加者は準備を求められます。会議の目的や主催者のタイプによっては、かなり作り込んだドキュメントやパワポの資料を期待される場合も少なくないでしょう。

また、「〇〇についての会議」には必ず、その時間を費やしただけの「成果」が求められます。

結論や次の展開につなげるアクション、課題を明文化してチームに共有したり、上司に報告したり。会議で話し合われたこと全体の「議事録」作りと提出がマスト、ということもよくありますね。

壁打ちは会議と違って丸腰でOK

壁打ちの場合、議題=「イシュー」は、多少あやふやでもOK。

「来年に向けて、なんとなく部署を越えたイベントをやってみたいなぁと考え始めたばかりで。よかったら壁打ちにつき合ってくれませんか?」

そんな、ぼんやりスタートが許されるのが壁打ちの素晴らしいところです。

議題がぼんやりしているので、ちゃんとした資料を準備できるはずもなく、「資料なし」の丸腰で話を始めても相手から失礼だと思われない。「壁打ちなんだから、そりゃそうだよね」と分かってもらえるという気軽さがあります。

さらには、結論が出なくてもよし。なぜなら壁打ちの目的は、結論を導き出すことではなく、「言葉のやりとりを通じて、モヤモヤを言語化していくこと」だからです。

30分や1時間話したところで、「あ〜、なんとなく形が見えてきました!」という感覚をつかめたら大成功。きれいな箇条書きで結論を並べられなくても、「壁打ちなんだから、そりゃそうだよね」と受け入れられる寛容さがあります。

だからといって何も進んでいないかというとそうではなく、壁打ち前と壁打ち後では明らかにモヤモヤがスッキリと整い、言語化レベルが上がっています。「ということは、次はこれをやるべきだ」とネクストアクションが見えて行動が始まる起点になる効果は大きいのです。

つまり、「次の行動へと進める」という推進力のパワーは会議と同様にありながらも、会議よりもずっと気軽でハードルが低く、始めやすいというよさが「壁打ち」にはあるのです。

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