月々の支出の中で大きな割合を占める住宅費。特に賃貸のマンションやアパート住まいの独身者や単身赴任者であれば、意外とオススメなのが「ホテル暮らし」だ。どこぞの文豪かセレブでないとできないイメージがあるが、決してそんなことはない。場合によってはホテル暮らしの方が安上がりになるケースがあるからだ。
大手ビジネスホテルチェーンが提供する30連泊分のマンスリープランを調べたところ、アパホテルが30泊12万円(税込み)からで、東横インは最大15%引き。この他、スマイルホテル、スーパーホテル、ルートインなどにも利用可能な店舗実施店舗があるようだ。
基本的にマンスリープランの場合、ビジネスホテルだと相場は1泊あたり4000円から5000円。東京などの都市部が高い傾向にあるが、月15万円で都心に住めるなら、条件としては悪くはない。
なにより電気水道、Wi-Fiは使い放題。掃除やベッドメイキングもやってくれ、朝食の有無はホテルやプランによって異なるが、セットになっていればかなりお得だ。
ビジネスホテルの場合、ロビーに宿泊者向けの無料コーヒーマシンのほか、部屋にもお茶があり、電気ケトルでお湯を沸かせばいつでも飲むことができる。
ホテル住まいなら、気分によって滞在先を変えることは簡単。現在は複数のホテルから宿泊先を自由に選べるサブスクサービスが複数、存在する。
「都心だと狭小住宅や築年数の経っている物件を除けば、そこそこキレイなワンルームでも月15万円の物件を探すのは簡単ではありません。ミニマリストのような暮らしで私物をあまり持たない、あるいは長くても数年という短いスパンで考えているなら、ホテル暮らしは十分ありだと思います」(ライフスタイル情報誌編集者)
職場から近い立地のホテルにすれば、通勤時間の大幅短縮が可能。選択肢のひとつとして考えてみる余地はあるかもしれない。
(高島昌俊)

