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【MotoGP】王座陥落目前のホルヘ・マルティン、奪還が次なる目標に「それこそがここに居る理由だ」アプリリアのマシンには自信徐々に深める

【MotoGP】王座陥落目前のホルヘ・マルティン、奪還が次なる目標に「それこそがここに居る理由だ」アプリリアのマシンには自信徐々に深める

アプリリアのホルヘ・マルティンは、今週末でMotoGPチャンピオンの座を奪われる可能性が高い。しかし2度目のチャンピオンという目標が、彼にとってのモチベーションになっている。

 2025年シーズンもすでに終盤戦に入ってきているが、今年のチャンピオンはドゥカティのマルク・マルケスでほぼ決まりという状況。今週末行なわれる第17戦日本GPではアレックス・マルケス(グレシーニ)に対して3ポイント差を広げれば、マルク・マルケスの最高峰クラス7度目・通算9度目のタイトル獲得が決まる。

 日本GPではライダー達がグリッド上に集まって写真を撮影するが、2024年王者のマルティンにとってはチャンピオンとして映る現状最後の記念撮影になるかもしれない。

「写真を撮るのが楽しみだよ。一生の思い出になる。それにマルクが王座に戻ると、この写真にも意味が出てくるかもしれない。だから一生の宝ものになるし、額縁に入れたいね」と、マルティンは言う。

「それでも誰も僕からこの記録を奪うことはできないんだ。そして、再びチャンピオンになることが、僕がここにいる理由だ。そうじゃなきゃここにはいないよ」

「MotoGPの殿堂入りには2度のタイトルが必要だって小耳に挟んだんだ。だから、それ(2回目のチャンピオン)が僕の次の目標だ。なぜレースをするのか、なぜ勝ちたいのか、なぜリスクを負うのか……その意味は常に探している。殿堂入りのためにまたタイトルを勝ち取りたいというのは、いい気持ちかもしれないね。またタイトル争いができるよう、全力を尽くすよ」

 そしてマルティンは、まだ勝つ準備はできていないものの、アプリリアのマシンで速く走る自信はどんどんついていると主張する。今季は怪我によって長期欠場し、復帰後もテストの機会無く走り続けてきたが、先日のミサノテストによって状況の整理も進んだという。

「サンマリノでもそうだけど、全体的にどんどん調子が良くなってきているんだ。ストレスを溜めずにポジティブに走れるようになっている」

「色々なコトにトライしていく時間が少し減って、集中してラップごとに自信がついてきている。自分のやっていることが、より良いライダーになるために正しい道だと分かっているんだ」

「今週末は、ミサノでの予選での失敗を修正した。テストで試したように、バイクのセッティングを2つ用意する必要があるかもしれない。予選用、レース用とね」

「本当にハードにプッシュしようとすると、バイクが少し不安定になるんだ。テストで試したことはいい感触だったから、その方向性で進めていくつもりだ」

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