今季リーグワースト102敗、昨年は121敗、一昨年も101敗で、2年連続地区最下位。そんな球団をなぜ選択したのか。ヤクルトからポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指していた村上宗隆が、ホワイトソックスと短期高年俸の2年総額3400万ドル(日本円約53億円)の契約を結ぶことで合意した。
メジャーリーグジャーナリストが解説する。
「大谷翔平がスタメン出場を求めて強豪球団からの誘いを断り、エンゼルスに入団した理想型を追随しましたね。大谷はエンゼルスで監督に起用法を指示して、独自の調整法をやり遂げました。大谷のような有利な立場で、ホワイトソックスに行くことになります。いくつかのサイトで論じられているように、25歳という若さで2年後の超大型契約を狙うギャンブルに出た格好です。それだけ自信があるのでしょう」
指摘されている三振の多さと守備難については、ホワイトソックス在籍中に改善すればいい、ということになる。メジャーリーグジャーナリストが続ける。
「実は早い段階でレッドソックス、ヤンキースといった強豪からオファーがありましたが、スタメン落ちになるのがイヤで、村上サイドがオファーを見送っていました。当初はエクセル・スポーツ・マネージメント社のケーシー・クロース代理人が法外な契約金を様々な球団に吹っかけていましたが、現実的な路線に落ち着いた。最後はマリナーズ、エンゼルス、タイガース、ロイヤルズが有力候補になっていました」
的確な判断で、大谷と同じ行程を邁進するか。
(高橋裕介)

