現地12月21日、シカゴ・ホワイトソックスが村上宗隆の加入を発表した。『MLB.com』でホワイトソックスを担当するスコット・マーキン記者は、「日曜日、チームは日本人フリーエージェントの村上と２年総額3400万ドル（約53.4億円）の契約で合意した」と伝え、「球団は偉業を成し遂げた」と驚きをもって報じた。
マーキン記者は村上の日本でのキャリアを振り返りながら、「いうまでもなく2022年シーズンの村上は野球史上でも素晴らしい打撃を見せた。56本塁打でNPB日本選手最多記録を樹立。彼のパワーは、ホワイトソックスにとってまさに必要としていたものだ」と、日本人パワーヒッターの加入を歓迎した。
25年シーズンのホワイトソックスは、60勝102敗でア・リーグ中地区５位。24年の41勝121敗に続いて、２年連続リーグ最低勝率だった。近年は弱小ぶりが目立つものの、25年は前半戦の勝率.330から後半戦は.431と盛り返している。その要因は若手の活躍だった。
「25歳の村上は、23歳のコルソン・モンゴメリー遊撃手、24歳のチェイス・マイドロス、23歳のカイル・ティール捕手と22歳のエドガー・クエロ捕手、25歳のシェーン・スミス投手、23歳のグラント・テイラー投手ら、成長著しい若手チームに加わる」
村上はメジャー１年目から、若いチームを牽引する役割を求められそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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