チュニジアは交通機関を使いやすく旅がしやすい
旅のしやすさの基準になる要素の一つが、交通です。公共交通機関が発達しているかどうか、リーズナブルかつ公正な価格でタクシーに乗れるかどうかはとても大切。
チュニジア国内のタクシーはほとんどがメータータクシーで、料金も非常に安価。チュニス中心地から20キロ先のシディ・ブ・サイドまでは、タクシーで15チュニジアディナール(約800円)ほどでした。
町から町への移動は、ルアージュという乗り合いバスを使うのが一般的。ルアージュステーションにはチケット売り場があり、行先とチケット代が提示されているので、料金を誤魔化される心配もありません。
例えばチュニスからスース(バスで1.5時間ほどの南の大きな町)までは13.5チュニジアディナール(約700円)。30分ほどの近い距離ならチケット代は100円程度です。

Photo by Rie Kanno
食事は伝統的なクスクスや写真のシャクシュカ(トマト煮)のほか、パスタやピザ、サンドイッチがメイン。どれも非常に安価ですがおいしく、お腹を壊すこともありませんでした。
また、いたるところでざくろやオレンジの生絞りジュースが飲めます。

Photo by Rie Kanno
それから猫も多いので、猫好きにはたまらない国です。
親切な人々と美しい建物、おいしい食事。非日常を楽しめるチュニジア
日本では馴染みの薄い国ですが、基本的にチュニジア人はとても親切で素朴。いわゆる「ボラれる」ことがほとんどありませんでした。
街並みは魅力的かつ、食事も安価。多忙な日常から離れてゆっくり過ごすには最適。温暖な国で街歩きを楽しみつつ、リーズナブルに旅したい方にお勧めです。
※金額は2025年11月のレートによるもの(1チュニジアディナール=約50円)
※安全性などは筆者の主観によるものです。
