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【NOAH】AMAKUSAに辛らつメッセージ 元日武道館GHCジュニア戦へ「本心の言葉」要求 高橋ヒロム インタビュー

【NOAH】AMAKUSAに辛らつメッセージ 元日武道館GHCジュニア戦へ「本心の言葉」要求 高橋ヒロム インタビュー

 1・1日本武道館大会で自ら指名したAMAKUSAとの防衛戦に臨むGHCジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム。「ノアジュニアの顔」を自負し、タイトルマッチを重ねてきたが、一転して「ノアジュニアを潰す」と宣言した。そこにあるのはAMAKUSAの姿勢に対する不満。そこでヒロムは元日武道館、その前に控える12・23後楽園大会での前哨戦へ向けてAMAKUSAに対する辛らつなメッセージを発した。


【高橋ヒロム インタビュー】

――今年7月から「味わい尽くす」との言葉とともに乗り込んできたノアジュニアでの闘いを振り返ってみていかがですか?

▼ヒロム「コース料理みたいな言い方をしましたけど、本当にその通りで一通りのフルコース、いろいろな人を味わえたのかなと思います。やっぱり決め手としては『NOAH Jr. GRAND PRIX』ですよね」

――11月に開催された全16選手参加によるトーナメントですね。

▼ヒロム「あれはトーナメントで強い人間だけが上がってくるものだったじゃないですか。例えば自分とダガとか、大原(はじめ)さんとか、そういう選手と(トーナメントで)試合をしてほしいという声もあったんですけど、でも強い人間だけが勝ち上がってくるトーナメントで、そこで上がって来られなかったということは、今は俺とやるタイミングではなかったのかなと」

――ヒロム選手の対角に立つまで勝ち上がってくることができなかったと。

▼ヒロム「結果がすべてなので。だから、『NOAH Jr. GRAND PRIX』を制したときに、『あっ、俺がノアジュニアでやれることは、もうやり尽くしたのかな』って思ったんですよ」

――9月のベルト奪取からの2ヵ月ですべてを味わい尽くしてしまったと。

▼ヒロム「すべてを味わった感はありましたね。そりゃ『この人とはやってない!』とか言い出したらキリがないし、そこで俺から仕掛けるというのもおかしな話ですから。そうなったときに、AMAKUSAさんという存在はずっとちらついてはいましたよね。もう(NOAHマットに)上がった7月の当初から」

――やはりいつかは対角でAMAKUSA選手と向き合いたいという思いがあった?

▼ヒロム「素直に『なんでこの人は俺の横にいるんだろう?』って。『なんで俺に敵意を出してこないんだろう? なんで俺と握手をしたんだろう?』って。別に単発で組む機会があったときに握手をするとかそういうのはいいんですけど、俺はノアジュニアを正々堂々と味わいにきたわけで、言ったら敵ですよ。それなのに敵意もなにも出して来ずに、今まで通りの関係性のまま隣にいた。俺がYO-HEY選手からベルトを取ったあとも、変わらぬ姿勢で俺の横にいて、なんなら『NOAH Jr. GRAND PRIX』では助けに来てくれた」

――11・21仙台大会のヒロム選手とタダスケ選手のトーナメント準決勝で、アシストするような動きを見せましたね。ただ、ヒロム選手もAMAKUSA選手とタッグを組む際に「最高のベスト・オブ・パートナー」という言い方をしていましたよね?

▼ヒロム「あんなのなにも思ってないですよ。ベストパートナーのわけがない。そんなの有り得ないですよね」

――本心ではなかった?

▼ヒロム「俺もキャリア15年になって、いろいろな人と組んできましたよ。ベストなわけはないでしょって、そこは逆に察してほしかったですね。『ハハハ、またヒロムちゃん、冗談を〜』って、そこは分かってほしかった。逆に真剣に捉えられても、そこはショックっていうか。俺の15年はなんだったの?って」

――AMAKUSA選手の中では「少しでもノアジュニアが盛り上がれば」という思いから、ヒロム選手とタッグを組んでいたようです。

▼ヒロム「結局そこですよね。高橋ヒロムがノアジュニアのベルトを獲ったことに対しては、なにも思ってないんだと。『盛り上がればいい』っていう考えって、もうトップに立とうとしてないですもんね。トップに立とうとしていない人間なんていりますか?って思うんですよ」

――トップへの欲を見せていないように映っていたと。

▼ヒロム「どの団体の人間でも常にトップに立とうとしないといけないのに、『ヒロムがジュニアのベルトを巻いてる、ノアジュニアを盛り上げてくれる。これでノアジュニアは安心だ』っていうような思いがあったわけですよね? ちょっとでもそういう思いがあるのは、違うのかなって」

――AMAKUSA選手が対角で向き合おうとしない中で、あえて11・21仙台大会で挑戦者に指名したところもあった?

▼ヒロム「俺、AMAKUSA選手のこと、いろいろ知っているんですよ。まあまあ古くから知っているんですよ。俺が知っているあの人は、あのレベルじゃないし、あの位置でやっている人間じゃないなって。そんなに大変なら捨てればいいのにって思いましたよ」

――AMAKUSAというある種の“鎧"を捨てるという意味?

▼ヒロム「まあ、そこまでは言わないですけど、捨てればいいのにって思うときはありました。だから、仙台で奮い立たせようかなって思ったんです」

――仙台大会でAMAKUSA選手を挑戦者に指名し、「ノアジュニアを潰す」という言葉とともに態度を豹変させたのも、奮い立たせようという意図があったと。

▼ヒロム「だって潰しに行かないと、あの人、乗らないじゃないですか? すべてはあの人を乗らせるためですよ。でもこれがね、乗らないんですよ〜。『どうしたんだろう、この人? あっ、俺が知っているAMAKUSAさんじゃないんだ。これはもうやらなくてもいいかもしれない』って思いましたね」

――フルコース料理を味わった中で、「スイーツは別腹」という表現もしていましたね。

▼ヒロム「別腹だと思ったんですけど、なんかちょっと違うのかもって思いましたね」

――挑戦者に指名したことを若干、後悔しているところもある?

▼ヒロム「違う選手の方がよかったのかな?って思っちゃいますよね」

――2023年2月21日の東京ドーム大会での一騎打ち後には「今度はタイトルを懸けてやりましょう」との言葉もあったが、そのときの思いが今回の挑戦者指名につながったところもあった?

▼ヒロム「いやいや、そんなのまったく覚えてないですよ。なんならもう、やることはないと思ってましたからね。もう交わることはないと思っていたし、あれはそのときのリップサービスだったんじゃないですか? 本当にあのときの言葉を覚えていたら、仙台のときに言ってましたよ」

――仙台で挑戦者に指名した際にはAMAKUSA選手に向かって「さとう」と呼びかける場面もあったが?

▼ヒロム「あれはだって、佐々木大輔さんが試合(DDT11・3両国大会)をしたときに、(AMAKUSAに向かって)『さとう』っていう呼び方をしていたので、『あっ、もう“さとう"っていう呼び方をしてもいいんだ』って思って言っただけですよ」

――あらためてヒロム選手とAMAKUSA選手の関係性をいま一度、説明することはできる?

▼ヒロム「関係性って言っても、凄く難しいですよね。だって、AMAKUSAさん本人は語ってないわけですよね?」

――基本的には「我に過去はありません」というスタンスですね。

▼ヒロム「でも、ちょうど今日ですよ。マネージャーからLINEが来て『NOAHさんの方でTシャツを出します』と。今度のタイトルマッチに向けた自分とAMAKUSAさんの写真を使ったTシャツだったんですけど、『このデザインで大丈夫ですか?』って確認が来たんですよ。それはOKだったんですけど、よくデザインを見るとTシャツの中心に“TOKYO TORNADO"(トーキョートルネード)って書いてあったんですよ」

――かつてヒロム選手がイギリス遠征時代に剣舞選手と結成していたチームの名前がプリントされていたと。

▼ヒロム「それを見たときに、おやおやっと。端っこの方に“愚問"って書いてありましたけど、TOKYO TORNADOであり愚問だと。これはもうNOAH側がそういう風に言っちゃうスタンスなの?って。そこにもう答えがあるじゃないですか」

――オフィシャルTシャツとして“答え“を出しているじゃないかと。

▼ヒロム「俺がわざわざAMAKUSAさんの過去の話をしなくても、公式で言っちゃってるじゃんって。それに俺に確認が来たってことは、AMAKUSAさんも『はい、OKで〜す』みたいなことを言ったわけじゃないですか。じゃあ、俺がわざわざ説明する必要はないのかなって。そのTシャツにすべてが書いてあるんじゃないですか? あとはファンの皆さんが、『TOKYO TORNADOってなんだろう? 検索してみよ〜』ってやれば出てきますよ。あんなマイナーなチームでも、今のネット時代は検索すれば出て来ますから。なんなら俺は今年、TOKYO TORNADOで組んでますからね(4・15後楽園=拳王チャンネル3周年大感謝祭)。あのとき日本で初めて組みましたけど、それとなにか(AMAKUSAが)関係あるんですか?って言いたいですけど、NOAHの公式があんなTシャツを出そうとしているんで。もしかしたらこのインタビューが出たことによって、(デザインが)変わる可能性もありますけど、変わる前までは“TOKYO TORNADO"って書いてありましたから」

――2023年2月の一騎打ちのときも2人の過去は匂わせつつも、試合後には「別人でした」と言っていました。

▼ヒロム「TOKYO TORNADOで自分が組んでいたAMAKUSAさんだと思っていた人は剣舞という名前の人間だったんですけど、その人とはイギリスで散々語り合って、試合もして、メチャクチャ強かったし、負けましたよ。そのときの気持ちをもってAMAKUSAさんと闘ったときに、『別人だったな』って思ったんですよ。語り合わなくても、身体を合わせれば分かるので」

――その2年前を踏まえて、今もヒロム選手の中ではAMAKUSA選手は別人という感覚?

▼ヒロム「さらに別人になっちゃったなって。つまんなくなったなって。なにこの人は一歩も二歩も引いているんだろうって。若い人間を上げようっていうのを凄く感じて、宮脇(純太)選手を引っぱたいたりして鼓舞していましたけど、なんかああいうのを見ていると、この人はもうトップに立たなくていいのかなって。でも、違うでしょ、あなたはできるじゃんって。(日本武道館では)昔、熱く語り合った、あのときの“あの人"で来てほしいですね。それぐらい気持ちを入れてきてほしい」

――ヒロム選手の思いとは裏腹に、今はAMAKUSA選手とのすれ違いを感じている状況だと。

▼ヒロム「AMAKUSAさんに今、必要なのは怒りなんだろうなと思って挑発したつもりだったんですけど、まさか違う個所で怒るとはって」

――違う個所?

▼ヒロム「ついこの間ですけど、新日本の熊本大会(12・14)ですよね」

――ヘビー級のカラム・ニューマン選手がGHCジュニアのベルトでヒロム選手を殴打し、ツバも吐きかけるという行動を見せたことに、AMAKUSA選手がSNS上で怒りをにじませていました。

▼ヒロム「あれを見て、なんかこのタイミングかって、凄くショックだったんですよね。気持ちは分かるけど、本当に怒るべきタイミングは違ったよね?って。俺がGHCジュニアを獲ったタイミングだよねって。本来はそこまで遡らないといけないんですよ」

――GHCジュニアのベルトを奪われた時点で、怒りの感情を見せるべきだったと。

▼ヒロム「ノアジュニアの至宝だかなんだか知らないけど、それを守れなかった自分たちが悪い。そのときに感情をあらわにしなかったのに、カラムがツバを吐いたからって……いや、関係ないんじゃないって。カラムに対して怒りたいのは俺だよって。俺はあの場でツバを吐いたとかなんて知らなかったし、あとで映像を確認したときに、あいつはこんなことをしていたのかって知ったんですから。だから、たぶん彼(AMAKUSA)は、怒るタイミングを自分の中で見失ったんですよ。怒りのスイッチを入れるタイミングを見失ったんですよ。だからもう、ここ(カラムの行動)でいいやって。俺はそういうことにしか思えなかったですよ」

――対ヒロム戦のみに集中し切れていないような印象を受けたと。

▼ヒロム「そうですね。本来は俺がGHCジュニアのベルトを獲ったタイミングで怒るべきだったけど、それがなかったから仙台でもう一つのタイミングを作ってあげた。でも、そこでも怒らない。結局、怒ったのはあのタイミングで、これは逆に新しい挑発なのかなって。こんなタイミングなんだって、ムカつきましたもん。あそこで怒ったところで結局なにも始まらないし、終わりもないのに、よくぞあれだけ怒ったな、大したもんだなって」

――思い描いていたものとはズレが生じていると。

▼ヒロム「自分が思っていたような展開にはならなかったですね」

――そういう中で12・23後楽園大会では永井大貴選手と組んで、AMAKUSA&小田嶋大樹組との前哨戦があります。

▼ヒロム「心配ですよね。そこで俺が(AMAKUSAを)徹底的に潰して、3カウントを獲ったら、どうなっちゃうんだろうって。本人から(挑戦を)辞退しますって言ってもいいんじゃないかなって。俺はそれぐらいに思ってますよ」

――パートナー同士の永井選手と小田嶋選手も意識し合っているようだが?

▼ヒロム「逆にそっちの方が盛り上がっちゃうんじゃないかなって。俺もそっちの方が楽しみだし、そっちの方が見たいですもん。だから、俺が聞きたいのは、彼(AMAKUSA)の本心なんですよ! 本心の言葉、自分の言葉で俺に語りかけてほしいんですよ。それがないんだったら、1月1日もただただヒロムが勝ったっていう試合になっちゃうなって」

――もっと本心からの思いをさらけ出してほしいと。

▼ヒロム「ある意味、挑戦者に指名した人間を失敗したかなって。これは俺の責任でもあるし、今のままだと俺も責任を感じますよ。あの(日本武道館の)舞台の人間ではなかったのかなって思いますね」

――ヒロム選手がかつての仲間であるBUSHI選手とのタイトルマッチを一部マスコミでアピールしたことに、AMAKUSA選手は「過去に囚われているんじゃないか」という言葉を投げかけていました。

▼ヒロム「そんなのどの口が言ってるんですか!? それは自虐ではなくて?」

――自虐で言っているようには思えなかったが?

▼ヒロム「過去というか、俺は単純にBUSHIさんとベルトを懸けて闘ったことがなかったので、やってみたいなっていう、ただの興味だったんですけどね。でもなんか覇王を思い出したとかなんとかって…」

――12・17保土ヶ谷大会でHi69選手との一騎打ちに勝利したあと、AMAKUSA選手が一緒にポーズを決めている場面があったが、あそこだけを切り取ると過去に引きずられているようにも映る。

▼ヒロム「だから、(「過去に囚われている」という言葉も)自虐だったんですよ。そこで突っ込まなかったんですか!? それは逆にかわいそうですよ」

――こちら側の責任だったんですかね…。

▼ヒロム「たぶんツッコミ待ちでしたよ。それは大爆笑のところですよ。『どの口が言ってんだよ!』ってツッコんであげないと」

――実際、保土ヶ谷でのHi69戦のあとの姿を見ると、AMAKUSA選手の中の揺らぎを感じるところはない?

▼ヒロム「だからブレブレで、怒るタイミングを見失い、どうやって盛り上げていいかよく分かんないから、いいやこのタイミングで怒っちゃえって。どうしよう、どうしよう、いいや、行っちゃえー!っていう感じですよね。そういう風にしか思えないし、だから本心じゃないんですよ。ノアジュニアを守るだかなんだか知らないけど、そういうのはいいから、高橋ヒロムとやる上での本心を聞かせてくれって」

――保土ヶ谷ではHi69選手がヒロム選手の得意技のTIME BOMBを繰り出すなど、ここにきて少しずつAMAKUSA選手を後押しするような雰囲気も感じるが、そのような空気感についてはどう捉えている?

▼ヒロム「だいぶ遅いし、そこまで届いてもないですね。俺は最初からAMAKUSAさんが率先して先頭に立つべきだったと思うし。でも今AMAKUSAさんがそういう状況になったからって、周りが乗ってるかっていったら乗ってるわけじゃない。『お前にすべてを任せた!』っていう空気じゃないし、なんなら1月1日、ノアジュニア全員がセコンド付くぐらいの熱いものは感じないですよ。たぶん、みんな(AMAKUSAが)負けると思ってるんじゃないですか? だから次の挑戦者を狙っているんじゃないですかね」

――いずれにしろ、ノアジュニア内での一体感のようなものは届いていないと。

▼ヒロム「例えばダガとかは結構やりたいって言ってきてくれて、俺も興味はあるし、なんならもっと積極的に言ってきてほしいなって。小田嶋選手もメチャクチャいいし、『俺はあきらめてない、絶対に取り返す』みたいなことを言ってるじゃないですか。だから、誰ひとりとして、AMAKUSAさんに期待してないんですよ」

――ヒロム選手自身は日本武道館以降のプランはなにかある?

▼ヒロム「なにかあるかって言われたら、ノアジュニアの中から誰かに来てほしい気持ちはあります。来ないんだったら、本当にBUSHIさんを指名しますよ。新日本プロレスを辞めたあとに初めて交じり合うのがNOAHだったら面白いし、凄く刺激があるじゃないですか」

――すべてはノアジュニアの選手の反応次第であると。外敵の立場として日本武道館大会のセミファイナルでタイトルマッチが組まれたのも、この半年間のヒロム選手のジュニア戦線での存在感を示しているように感じます。

▼ヒロム「もし自分が出たことによってノアジュニアが上がって、その結果としてセミファイナルで組まれたんだとしたら、自分がNOAHに来たのは大正解だったんじゃないですか? それは自分でも嬉しいし、ノアジュニアの顔だと思ってますから」

――最後にノアジュニアの顔として、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

▼ヒロム「間違いなく1月1日は高橋ヒロムが勝つので、次の挑戦者に誰が出て来てほしいのか、ぜひ(YouTubeの)コメント欄に書いてください。たぶん、その選手がそれを見たら喜ぶと思うので、待ってます!」

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