『Road to TOKYO DOME』後楽園ホール(2025年12月22日)
NJPW WORLD認定TV選手権試合 ○エル・ファンタズモvs田口隆祐×
ファンタズモがオープンチャレンジで田口を破り、TV王座5度目の防衛に成功。試合後、DDTのクリス・ブルックスが電撃登場し、ファンタズモを襲撃して1・4東京ドーム大会での挑戦を表明した。
TV王者・ファンタズモは12・14熊本大会でオープンチャレンジによる防衛戦を行い、ハートリー・ジャクソンを撃破。オープンチャレンジ継続を宣言し、年内最終興行となったこの日、V5戦に臨んだ。
トナカイのコスプレ姿の邪道をセコンドに帯同してファンタズモが登場すると、現れた挑戦者は田口。スローモーションによるナックルパンチ合戦を展開すると、ファンタズモのラリアットをかいくぐった田口がアトミックドロップでもん絶させれば、ファンタズモもマンハッタンドロップで応戦。高速ブレーンバスター合戦で意地を張り合った。
これに競り勝った田口はヒッププッシュを見舞ったが、ランニングヒップアタックはファンタズモが待ったをかけ、延髄斬りで逆襲。首固めに持ち込むと反転を繰り返す丸め込み合戦に発展し、ともに目が回ってしまう。田口が延髄斬りを繰り出しても、的外れで自爆に終わった。
すかさずファンタズモがダイビングボディアタック、ライオンサルト、ダイビングエルボードロップの連続攻撃で攻勢に出る。棚橋ばりのエアギターからサドンデスを狙ったものの、キャッチした田口がスクールボーイで丸め込む。返したファンタズモは回転エビ固めで飛びつき、こらえる田口のロングタイツをずらして丸め込んだが、3カウントは奪えず。田口が延髄斬りを放ち、ヒップバットを連発。自らアンダータイツを尻に食い込ませてTバック状態になると、ヒップアタック、ランニングヒップアタックを立て続けに叩き込んだ。
ファンタズモも3カウントを許さず。リバースデスバレーボムで逆襲すると、CR IIを田口がリバースして丸め込んでも反転。ガッチリ押さえ込んで3カウントを奪った。
試合後、「ジングルベル」が流れると、サンタクロースが現れ、ファンタズモにクリスマスプレゼントを手渡した。ファンタズモがその場で開封すると、箱から出てきたのはDDTのユニット“シャーデンフロイデ・インターナショナル”のマスコット、ブンブン。そこへ同ユニットのリーダー、クリスが現れた。ファンタズモと邪道を襲撃したクリスはマイクを持つと日本語で「失礼しまーす。ありがとね。DDTプロレスリング、シャーデンフロイデ・インターナショナル、クリス・ブルックスです」と新日本ファンに自己紹介。「ファンタズモ、ずっと挑戦者が欲しいでしょ? 1・4東京ドーム、我々は仲良しだけど、いいチャンスはやるしかないじゃない? だから1・4東京ドーム、お前の挑戦者は俺だ」と名乗りを上げ、ファンタズモに必殺のプレイングマンティスボムを敢行。大の字となったファンタズモに向かって「TVチャンピオンシップ、1・4ドームで会おうよ」と通告し、ブーイングを浴びた。
1・4東京ドーム大会は全7試合が出そろっていたが、クリスの挑戦表明によってTV王座戦が新たに加わる可能性が浮上した。
【試合後のファンタズモ、邪道】
▼ファンタズモ「クリスめ……正直言って、どうやって実現させたのかわからない。(※ビデオカメラに顔を近づけて)でも、友よ……お前のいう通りだ。2026年に突入する。面白くなるぞ。次は東京ドームで会おう……その前に会うことがなければな……」
▼邪道「2026年、東京ドームに本当のチャンピオン、ELPだよ。クリス・ブルックス? 誰が知ってんだ、あんなヤツのことを。あんなヤツがチャンピオンになったってなあ、リアルでも何でもねえ。リアル・チャンピオンは、ELPだよ!」
【田口の話】「クソー……(※と言いながら現れると、床に片ヒザを突いて)クソー……。一番最後にこんなビッグチャンスがあったんですけど、残念だ……。クセモノのファンタズモは一筋縄ではいかないから、変則的にいってみたんだけど、その上を行く変則的なスタイルだったから、うまく対処されました。まあ、そうですね。こんな真面目にコメントしてもしょうがないんでね、最後は使えないワードで締めくくればいいかなと思うんで。それでは、今日は22日ですかね、皆様、よいクリスマスをお過ごしください。ア●ール・クリスマス! OK!」

