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ローソン降格にフェルスタッペンが賛同できなかった理由。後任・角田裕毅の苦戦が「いかに難しい状況だったかを物語っている」

ローソン降格にフェルスタッペンが賛同できなかった理由。後任・角田裕毅の苦戦が「いかに難しい状況だったかを物語っている」

2025年シーズン、序盤戦にリアム・ローソンから角田裕毅へのドライバー交代を行なったレッドブル。同チームのドライバーとしてこれに賛同していなかったマックス・フェルスタッペンが、その理由について話した。

 ローソンは姉妹チームであるレーシングブルズ(アルファタウリ/RB)でわずか11戦しか走っていない中、セルジオ・ペレスの後任としてレッドブルに昇格し、2025年のF1を戦うことになった。しかし開幕から良いパフォーマンスを見せることができなかった。

 開幕戦オーストラリアGPは予選Q1敗退を喫し、決勝はアクシデントでリタイア。続く中国GPでは、スプリント予選と予選の両方で最下位に終わり、レースでもポイントを獲得できなかった。

 この結果を受けてレッドブルはすぐさま動きを見せた。第3戦日本GPに向けてローソンを降格させ、代わりに角田を起用したのだ。角田は2019年以降でフェルスタッペンと組んだ5人目のチームメイトとなった。

 この決定に対して賛成していなかったというのがフェルスタッペン。彼はViaplayに対して次のように語っている。

「2戦だけチームメイトというのは、もちろん当時から納得できていなかった」

「結局のところ、誰かがチャンスを与えられて……そのチャンスをトップチームで台無しにしてしまうことになるからだ。リアムはレーシングブルズでは良い仕事をしていたと思う」

「『もうどうでもいい、放っておけ』と言うこともできるけど、2レースで判断するのはあまりにも早すぎる。最終的にユウキが乗ることになったけど、それがいかに難しい状況だったかを物語っている」

 フェルスタッペンの言うように、角田も状況を劇的に改善することはできなかった。決勝レースで7回、スプリントで3回ポイントを獲得したが、累計33ポイントでランキングは17位。マクラーレンのふたりと最終戦までタイトル争いを繰り広げたフェルスタッペンとは対照的であった。

 レッドブルはリカルドの電撃的な離脱以降、長年にわたってセカンドドライバーの問題を抱えてきた。ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、ペレス、ローソン、角田のいずれもが、卓越した才能を持つフェルスタッペンに匹敵する成績を残せなかった。

 その結果、2024年までフェルスタッペンがドライバーズタイトルを4連覇したものの、その内コンストラクターズタイトルも獲得できたのは2回だけ。今年はマクラーレン、メルセデスに次ぐ3位に沈んだ。

 コンストラクターズ選手権で2024年、2025年と連覇したのがマクラーレン。彼らはレッドブルとは対照的に、ふたりのドライバーが平等に扱われており、共に高いパフォーマンスを見せている。

 フェルスタッペンは、レッドブルの基本的な考え方自体は正しいとしつつも、強力なセカンドドライバーを起用する形で、より効果的にそれが実行される必要があると考えている。

「もし自分がチーム代表だったら、明確なナンバー1とナンバー2を必ず設定する」とフェルスタッペンは付け加えた。

「ただし、コンストラクターズタイトルを争えるだけのポイントを取れるナンバー2だ。明確なナンバー1とナンバー2、それが重要だ」

 2026年は角田に代わり、ハジャーがフェルスタッペンの新たなチームメイトとなる。フェルスタッペンは、新規則に突入する2026年に状況が改善する可能性に期待を寄せている。

「もちろん、まったく違う状況になる。マシンもレギュレーションも新しくなるからね。その意味では、昇格にはちょうどいいタイミングだと思う」

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