「一番くじ ワンピース 造形王 セニョール・ピンク～ルシアンに愛を込めて～」
【画像】え…っ！「迫力エグい」「感動」 こちらが『ワンピース』尾田栄一郎賞受賞の圧巻フィギュアです（5枚）
ディテールにこだわった大型ジオラマ
「ONE PIECE WORLD FIGURE COLOSSEUM 造形王頂上決戦2025」のヘビー級部門で、「一番くじ ワンピース 造形王 セニョール・ピンク～ルシアンに愛を込めて～」が尾田栄一郎賞を受賞。その圧倒的なクオリティーと感動的な造形にファンからは「めっちゃ欲しい」「これは買う」といった熱い反響が寄せられています。
このフィギュアは、泳ぐセニョール・ピンクを中心に、彼の「過去」と「現在」をひとつの造形で表現した大型ジオラマです。正面には、ルシアンと暮らした部屋や椅子、写真などが細かく造形され、若き日のセニョール・ピンクの姿も再現されています。部屋の窓を抜けた先の背面にはスマイル工場が広がり、フランキーと戦った場所へとつながる構造です。
注目すべきは、原作では雨の中で閉じられていた窓を、あえて「開いた状態」にしている点でしょう。公式インタビューにて、開発担当の橋本佳那さんは「戦いに敗れた後、すっきりとした表情で涙を流すあの場面の開放感を表現したかった。悲しみだけでなく、未来を見据える希望も感じられるように」と語っています。ルシアンや息子のギムレットはあえて造形に入れず、「会いたいけど、もう会えない」という孤独感を演出しているのも特徴的です。
原型師の岩倉圭二さんによる造形の緻密さも圧巻です。背中の筋肉や傷跡、煙突の塔のレンガひとつにまでテクスチャーが施され、「ツルツルなところが一つもない」徹底ぶり。さらに、飾った時にライトを照らさないと見えない台座の「天井部分」にも隠しギミックが仕込まれており、360度どこから見ても楽しめる作りとなっています。
SNS上では「セニョールがダントツ優勝」「実物エグかった」といった声が相次いでいます。昨年の造形王で優勝した橋本さんと岩倉さんのペアが再びタッグを組み、「出番は少ないのに愛されているキャラクター」であるセニョール・ピンクを選んだことも、多くのファンの心を掴んだ要因だったのかもしれません。
このフィギュアは現在、プレミアムバンダイで販売中です。必ずフィギュアが当たる一番くじ形式で、A賞「ブラシカラーver.」とB賞「ハードボイルドカラーver.」の全2種（各当選確率50%）がラインナップ。予約受付は2026年1月28日（水）23時まで、発送は2026年6月の予定となっています。