ゴッドハンド店主の“相対売り”が名物
続いて訪れたのは、琉球王国時代には希少価値が高く、“富の象徴”として扱われていた昆布の専門店「山城こんぶ屋」。
欲しい昆布の種類や量を聞き、その場ではかって販売する——昔ながらの「相対売り」を今も大切にしているお店です。
那覇市第一牧志公設市場の組合長でもある店主・粟國(あぐに)さんは、昆布をはかる単位・1斤(600g)を一発でつかみ取る“ゴッドハンド”の持ち主。
年季の入ったはかりからは、長年の経験が生む美学と貫録がにじみ出ていました。
お墓でピクニック!?伝統行事を彩る、沖縄のかまぼこ文化
さらに奥へ進み、「かねこ蒲鉾(かまぼこ)店」へ。
沖縄とかまぼこ。一見意外な組み合わせですが、実は沖縄の伝統行事と深く結びついています。
それが、先祖を供養するお墓参り行事「清明祭(シーミー)」。
親戚が集まるお祝い事として、お墓の前でワイワイとピクニックのように過ごすのが沖縄流です。
清明祭では「ウサンミ」と呼ばれる重箱料理を供え、その定番が紅白かまぼこ。
沖縄のかまぼこは油で揚げるのが主流で、本土の蒸しかまぼことはまた違った食感が楽しめます。
人気商品「カステラかまぼこ」を試食。ふわふわ食感で、ほっこり気分になりました。
