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富士急の新船「箱根遊船 大茶会」が凄まじい! こんなに予想外の船はないぞ…!!

富士急の新船「箱根遊船 大茶会」が凄まじい! こんなに予想外の船はないぞ…!!

・2Fデッキ

次は2Fだ。「売店」前まで戻り、階段を上がろう。両サイドは黄金の壁。

恐らく、本船最大のサプライズ空間は2Fに広がっている。まず客室に入ってすぐの光景だ。ここは誰もが立ち止まって写真を撮ることだろう。

緑のストリングカーテンが両サイドの客席をさりげなく遮蔽し、正面に視線を誘導する。その先にあるのが黄金の壁と、精巧な和紙製の松。派手ながらも落ち着きと品のある和な雰囲気。

2Fの本気はここからだ。この松のある黄金の壁。ぐるりと回り込むと

黄金の茶室なのだ……! 「茶室 金風庵」という。靴を脱いで上がってよく、平時から客席として使用できる空間なのも凄い。茶室外周は縁側ふうの座席になっている。

この展開は誰にも予想できないだろう。初乗船する全ての乗客が圧倒されるに違いない。それっぽく床の間に掛け軸まである。あまりにも面白すぎる。

・過ごし方の選択肢

さて、ここで外から大茶会を見てみよう。後方にとても目立つ構造物がある。

これは3Fデッキの「茶室 緑風庵」。2Fの「茶室 金風庵」と対を成すような客席だ。

閉め切られてはいない半屋外のような空間で、靴を脱いで利用する。丸窓からは芦ノ湖が見える。金の茶室で感覚は麻痺しているが、これも他にはないタイプの客席だ。

1Fの居心地の良い客室の他、2Fと3Fのインパクトある2種の茶室。すでにこの規模の観光船の持つ要素として十分に思えるが、本船に込められた工夫はまだ尽きない。

ここまでお見せした他にも、屋内・屋外ともに多くの客席が設けられている。

それらは畳のようなシートだったり、ボックス席だったりと、それぞれ形態が異なる仕様。

これには、船内にたくさんの過ごし方の選択肢を設けることで、毎回異なる体験をしてほしいという狙いがあるそう。

つまり座る場所を変えれば、乗るたびに異なる乗船体験ができるというわけだ。何度でも美味しく味わえる工夫。

見て回っても面白く、座って過ごしても面白い。もちろん芦ノ湖の景色を堪能するもよしの「箱根遊船 大茶会」。観光船として驚くほど隙のない仕上がりだ! 芦ノ湖周辺を観光する際の、新たな目的の1つになると思う。

参考リンク:箱根遊船 大茶会
撮影・執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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