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阿部寛、長尾謙杜の“運転中のミス”暴露「緊張していたんでしょうね」「チャーミングでした」

阿部寛、長尾謙杜の“運転中のミス”暴露「緊張していたんでしょうね」「チャーミングでした」

舞台あいさつに登壇した阿部寛
舞台あいさつに登壇した阿部寛 / 撮影:原田健

俳優の阿部寛が9月25日、都内で開催された映画「俺ではない炎上」(9月26日[金]公開)公開前日祭に、芦田愛菜、藤原大祐、長尾謙杜、夏川結衣、山田篤宏監督と登壇。阿部が長尾の印象を語る場面があった。

■明日はわが身のノンストップ炎上エンターテインメント

同作は、浅倉秋成の同名小説を実写映画化したもので、山田監督が阿部主演で描く「明日はわが身のノンストップ炎上エンターテインメント」。

大手ハウスメーカーに勤める山縣泰介(阿部)は、ある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられる。家族も仕事も大切にしてきた彼にとって身に覚えのない事態に無実を訴えるも、瞬く間にネットは燃え上がり、“炎上”状態に。匿名の群衆がこぞって個人情報を特定し日本中から追いかけ回されることになる。そこに彼を追う謎の大学生・サクラ(芦田)、大学生インフルエンサー・初羽馬(藤原)、取引先企業の若手社員・青江(長尾)、泰介の妻・芙由子(夏川)といったさまざまな人物が絡み合い、事態は予測不能な展開に――。

■阿部寛「余計なことはせずに、ただがむしゃらに逃げようと思って」

上映後に登壇した阿部は「最近僕はカッコいい役が続いていて、久々にこんなみじめな男の役をやったんですけど、どうでしたかね?(笑)」とあいさつし、「撮影は1年ほど前にやっていたんですけど、監督と相談しながら、いろんな人に助けてもらいながらやっていました」と告白。

また、「『僕のやった役は、真剣にやればやるほどおかしいかな』と思って、勝手に追い込まれていく役だったので、余計なことはせずに、ただがむしゃらに逃げようと思ってやっていました」と明かし、「ただ、裸になるシーンは(撮影の)当日まで『上は着ていいですよね』って断ろうと思ってた。さすがに寒いから。でも、監督から『絶対駄目です』って言われて…(苦笑)」と裏話を披露して笑いを誘った。
阿部寛
阿部寛 / 撮影:原田健


■長尾謙杜、阿部寛の印象は「ゆっくりな人」

ほか、登壇者たちが阿部がどういう人だと認識しているのかをフリップに書いて発表する一幕も。

芦田が「ストイックな人」、藤原が「HIROSHI ABEな人」、夏川が「ぬくもり人」、山田監督が「クソ真面目な人」と答える中、長尾は「ゆっくりな人」と回答し、「大人の落ち着きももちろんあるんですけど、ゆっくりしゃべられる方だなと、すごく思います。僕のグループのメンバーたちは、みんな関西の方なので結構早口なんですよ。それで、現場で阿部さんとお会いすると、すごいゆっくりなので聞き取りやすかったですし、『大人なだなぁ』と思います」と述懐。

一方、阿部は長尾の印象について「一緒に車に乗っている(シーンの)時とかって、僕を乗っけてるから緊張していたんでしょうね。結構ミスったりとかして、チャーミングでした」と撮影秘話と共に笑顔で打ち明ける。

すると、阿部の暴露に長尾は「めっちゃ緊張しましたね。普段運転することも少ないんですけども、それこそ小さい頃からテレビで見ていた方を助手席に乗せて運転するって、なくないですか?」ともっともな発言をして会場を沸かせた。

◆取材・文=原田健


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