インスタグラムに写っていたのは、ウェディングドレスと白無垢姿。高杉真宙との電撃婚を報告したのは波瑠だった。2人は2023年、ドラマ「わたしのお嫁くん」(フジテレビ系)で共演していた。
このドラマは「Kiss」(講談社)で連載していた柴なつみの同名コミックが原作。神営業で知られる「汚部屋」住まいの仕事のデキるヒロインが、家事が上手い美青年の部下を自宅に住まわせる…というラブコメディーだ。波瑠を知るテレビ局関係者が言う。
「撮影当時から座長の波瑠が、それまでは子役や仮面ライダー俳優を払拭できなかった高杉の相談相手になるなど、よく面倒を見ていました」
高杉は原作のキャラクターに激似。波瑠が5歳年上の夫婦は、リアル「お嫁くん」だ。
結婚前から波瑠はその面倒見の良さとともに、ドSぶりがバラエティー番組などで暴露されてきた。NHK朝ドラ「春がきた」収録では、共演者の玉木宏が撮影の待ち時間を利用して作っていた陶芸を台無しに。最後の仕上げにとっておいたメインの花の部分を、玉木が撮影で席を外した隙に無断で塗ってしまい、玉木が激怒。そのエピソードを後日、波瑠が笑いのネタにしている。
「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(フジテレビ系)の収録現場でも、SUPER EIGHTの横山裕に初日から自宅住所を教えるよう迫り、正直に教えた横山が「波瑠ちゃんは?」と返すと「なんで教えないといけないんですか」。なんとも冷やかな返事が返ってきたと、横山が明かしているい。
前出のテレビ局関係者によると、
「波瑠はハッキリとモノを言うサバサバした性格ですが、周囲のイメージが定着することを嫌うんです。ドラマのプロモーション出演や雑誌のインタビューでも、興味のないことや自分のプライバシーについては何も話さないし、見せない。ドラマの通りに波瑠が引っ張り、高杉が後ろを歩きつつ支えるような結婚生活になるでしょうね」
波瑠が望んでいなくとも、今回の結婚発表で「お嫁くん」を囲う、デキる女のイメージが定着したようだ。
(那須優子)

