・ボンドロを見た姪の反応は…
15時。「そろそろケーキでも食べよか」そんな言葉とともに冷蔵庫からホールケーキが取り出され、テーブルの真ん中に置かれる。
ケーキが8等分されるかたわら、じぃじとばぁばが姪っ子たちに赤いラッピングの袋を渡し始めた。きた! プレゼント交換の時間だ!!
精いっぱいのさりげない顔で「私たちからもプレゼントがあって」と言いながら、お菓子とボンドロを詰め合わせた不織布の包みを手渡す。
そして、二人が開封した瞬間……
まずは小1が「お菓子とシールだ!」と声をあげた。
ボンドロと、一緒に入れておいたクッキーやグミを取り出してニコニコしている。その笑顔が見たかった叔母は「へへへ」と照れた。
一方の小6はどうだ? ドキドキしながら顔を見てみると、
ボンドロをまじまじと眺めながら「本物やんな? すご……」と呟いているではないか。
しばらくじっと見ていたかと思ったら、裏返してみたり光を当ててみたりじっくり観察をしている。てっきりテンションが上がるかと思っていたのだが、この反応は想像していなかった。思っていたより小6って大人なのかもしれない。
・大流行で間違いナシ
後ほど聞いたところによると、友達の間で本当にシールが大流行しているそうで、その中でもボンボンドロップシールは貴重なものとして扱われているのだそう。
シール交換といえば筆者らが子どもだった平成にもはやっていたが、流行というものはループするようにできているんだな。当時よりもシールの質やデザインが洗練されていて、なんだか筆者までシールを集めたくなってきた次第だ。
──なお 余談なのだが、先ほど「おそろい!」と話して喜んでいたスマホについて。
そのままの流れでアプリやラインの話になったのだが、手に入れたばかりだというのに小6は完全にスマホを使いこなしており、LINEのプロフィール写真はキラキラ光るスタンプや文字でデコられていた。
筆者はそんなものを貼りつけられるとはまったく知らず、ほぼ初期設定のまま。ひとつずつ機能を教えてもらいながら編集してみたのだが……
それでもキラキラ・きゅるきゅると可愛いデコレーションにミドサーの心が耐えられず、結局ネタに走ってしまう結果となった。
形だけ今どきの流行を真似ても、結局オバサンはオバサン。流行の中心は若い世代だと心に言い聞かせて大人しく生きようと悟ったのであった。
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
