
上戸彩、森川智之が、12月23日に都内で開催されたディズニー・アニメーション映画「ズートピア2」大ヒット御礼舞台あいさつに下野紘、こっちのけんとと共に登壇。公開後の反響やクリスマスの思い出などを語ったほか、イベント終盤には上戸が12月に声優活動40周年を迎えた森川をサプライズで祝う一幕もあった。
■世界中で歴史的ヒットを記録
本作は、動物たちが人間のように暮らす楽園「ズートピア」を舞台に、ウサギの警察官ジュディ(CV:上戸)とキツネのニック(CV:森川)が、街に現れたヘビのゲイリー(CV:下野)を巡る謎に挑む物語。12月5日に国内で公開され、公開3週目の週末ランキングでもNo.1の座をキープし、国内動員433万5911人、国内興行収入60億9575万円に到達。全世界興行収入は12億ドル(日本円で約2003億円・Box office mojo調べ)を突破し、早くも世界歴代興収トップ30にランクインするなど空前のヒットを記録している。
世界的に大ヒット中の本作だが、日本公開後の舞台あいさつは今回が初めて。今の心境を聞かれた上戸は「世界的に大ヒットしている作品に携われたこと、こうしてこの場に立てていること全てがうれしくて。『ズートピア』を通じてディズニーさんのお仕事もたくさんさせていただいたんですけど、どれも夢の中にいるみたいでした。幸せな時間過ぎて、今日が今年最後の舞台あいさつということで寂しい気持ちです」と万感の表情で明かす。
また、公開後の反響について森川は「先週大阪・花園のラグビー場に行っていたんですけど、屈強なラグビー選手たちが『ズートピア見ました!ヤバいっす。サインください!』って言ってきたりとか、串焼き屋さんの大将も『ズートピア』のお皿を持って来て『サインください』って。おかみさんがニックの大ファンだそうで、いっぱいサイン書きました。年配の方も楽しんでくれているのが伝わりました」と、老若男女から愛される作品への反響をうれしそうに伝えた。
■森川「1年中クリスマスツリーが飾ってあるんですよ」
そんな中、クリスマス直前ということでクリスマスの思い出や、やってみたいことを語る場面も。森川は「いつも仕事ですね。今年は生配信しています」とクリスマスの過ごし方を話しつつ、「僕の家は1年中クリスマスツリーが飾ってあるんですよ。(大きくて)片付けるのが大変で…ガサガサしちゃって。でも、観葉植物だと思えば(笑)。クリスマスシーズンだったらクリスマスシーズンのデコレーション、ハロウィンだったらハロウィン、僕は野球が好きなんで、野球のシーズンは野球のデコレーションで1年中楽しんでいます」と打ち明け、一同を驚かせた。
一方、上戸は「クリスマスは仕事が多いですけど、普通に家族や友達と旅行に行ったりとか、みんな集まってプレゼント交換とかしたいですね。今はプレゼントを用意する側になっちゃいましたけど。この間ちょっと早いクリスマス会をやりまして。喜ぶ子どもたちの笑顔を見られるだけで(プレゼントを)選んでいる側はうれしいですよね」と“母の顔”を見せ、「『ズートピア2』のチケットを袋に入れて渡すのもいいですね」とキャストの鑑のようなコメントも付け加えた。
さらに、森川が12月に声優活動40周年を迎えたということで、本人にはサプライズで上戸が「声優生活40周年おめでとうございます!」と花をプレゼント。森川は「えっ!? ありがとうございます。皆さんの大切な時間にすみません。40年やってて良かった!ニックをやって良かった!ありがとうニック」と、笑顔で喜びを語っていた。
「ズートピア2」は大ヒット公開中、過去作はディズニープラスで配信中。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

