【モデルプレス=2025/12/23】女優の武井咲が23日、都内にて開催された「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル・グランドフィナーレ」に佐藤健、青木崇高、土屋太鳳とともに出席。映画『るろうに剣心』(2012)の撮影当時について振り返った。
◆武井咲「るろうに剣心」当時は「相手にしてもらえていないと思っていた」
“人を活かす剣”を説く神谷活心流の師範代であり流浪人として現れた剣心を居候として受け入れた神谷薫役を演じた武井。当時17~18歳で参加した『るろうに剣心』の撮影について、武井は「とにかく大友監督(大友啓史氏)と佐藤さんが『どれだけやれますか』みたいなのをすごく感じていて発言ができなかったんです。お芝居で見せないと『これは何を言っても本当に転げて落ちちゃう』みたいな感覚で届かないんだなって。自分のキャリア、経験値、17歳という若さと言い相手にしてもらえていないと思っていた」と緊迫した雰囲気の中で萎縮していたといい「それくらい自分を奮い立たせていた」と気合の入った現場だったと振り返った。
全シリーズの監督を務めた大友氏が「嘘でしょ?」、佐藤が「そんなことはないよ!」「そんな闇を抱えて現場でやってたの?楽しくやってるのかと思っていたのに!」と驚くと「そう装っていました。生のお芝居というのをすごく教わった現場だったなと。試される、それに答えなきゃいけないというプレッシャーを自分にどんどん与えていた感じでした」と正直に打ち明けていた。
◆佐藤健・武井咲らサプライズ登壇
12月31日をもって、100年に渡る日本での劇場配給業務を終了することとなったワーナー ブラザース ジャパン合同会社が12月15日~23日に「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」を開催。そのグランドフィナーレとしてヒット映画『るろうに剣心』の舞台挨拶には、元々発表されていた全シリーズの監督を務めた大友啓史氏、アクション監督の谷垣健治氏の登壇に加え、豪華キャスト陣も集まった。
佐藤主演の『るろうに剣心』シリーズ5作は、日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨し、世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品され絶賛を受け、国内累計興行収入は194億円を超える。(modelpress編集部)
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