原宿・表参道に、ちょっとした異世界の入口みたいなお店が誕生した。2025年夏にオープンした「ハリー・ポッター ショップ 原宿」だ。
ハリポタを全巻読んでいなくても、映画を全部観ていなくても大丈夫。
ここは詳しい人だけの場所じゃない。誰でも魔法気分に浸れてしまう空間なのである。
店内には、ハリー・ポッターの世界観とここでしか味わえない限定グルメまでそろっていて、作品ファンはもちろん、ふらっと立ち寄った人でも思わずテンションが上がってしまうラインナップだ。
さあ、いざ “魔法の国” へ。レッツゴー！
・店内は “ 禁じられた森” の世界
入り口に近づくと、まず目に飛び込んできたのは、木々の間からのぞく空飛ぶ車。
暴れ柳に突っ込んだ、あの名シーンの再現らしい。作品を知らなくても「なんかスゴい！」とテンションが上がる仕掛けだ。
さらに黄金のスニッチやヘドウィグが時間ごとに姿を現し、気づけば現実の原宿を忘れそうになる。
店内に足を踏み入れると、そこはホグワーツ魔法魔術学校の「禁じられた森」をテーマにした空間が広がる。
天井を見上げるとフクロウたちが飛び交い、まさにハリポタの世界に迷い込んだ気分だ。
正直、私は学生時代に本や映画を数回見た程度で、ハリポタにすごく詳しいわけではない。ただ、当時はそれなりにハマっていて、世界観にものすごくワクワクしていた記憶がある。
この日は、ハリー・ポッターのスタジオツアー東京に何度も足を運ぶほどのガチファンの友人と一緒だったのだが、一歩進むごとに「これは映画のあの場面で……」と解説してくれて、さらに世界観が深まっていく。
・グッズが充実しすぎ
1階フロアは店内がハリポタグッズ一色（当たり前だが）。寮ごとにグッズも充実。
ハリー含め主要メンバーがいるグリフィンドールや、対抗するスリザリン、また友人が推しだと言うルーナのいるレイブンクロー、そしてハッフルパフのグッズも。
個人的にオススメしたいのが「ヘドウィグ 動くぬいぐるみ」。
スタッフさんに声をかけていただき、試してみることに。肩にちょこんと乗ったヘドウィグが、こちらの声に反応する姿が……とにかく可愛い！
価格は税込8000円で、お財布に少し相談が必要な金額。そのため、私はサンタさんにお願いしている。
いい子にしているつもりなので、きっとクリスマスに再会できるはずだ……。