『プロレスリング・ノア THANKSGIVING 2025』後楽園ホール(2025年12月23日)
○杉浦貴vsKENTA×
杉浦のデビュー25周年記念日に同期KENTAとの約12年ぶり一騎打ちが実現。かつての激闘が蘇ったものの、最後は無法粉砕して“悪魔の笑み"を浮かべた。
杉浦は2000年12月23日の有明コロシアム大会でデビュー。ちょうどデビュー25周年記念日となったこの日に向けて、同じく記念イヤーの同期・KENTAが一騎打ちを要求し、約12年ぶりの一騎打ちが実現した。
KENTAはTEAM 2000X入りして仏頂面となった杉浦に違和感を訴え「タカシの笑顔を取り戻す」ことをテーマに。SNSを通じて「開始と同時にタカシコールをして欲しい」と呼びかけており、実際試合は大タカシコールから始まった。
試合前、KENTAが両手を頬に当てて笑顔を要求しても、握手を求めても杉浦は応じない。それでも試合になれば意外にも正攻法で渡り合い、ヨシ・タツの介入を拒否。イスを渡されてもKENTAの「お前にこんなのいらねえだろ!」の投げかけに呼応するように投げ捨てた。
ここから杉浦とKENTAはかつての激闘を再現するような真っ向からのエルボー合戦でバチバチに火花。杉浦は以前のように雄叫びを上げながら打ち合いに没入した。そして予選スラム、go 2 sleepを読み合うと、今度はビンタ合戦でバチバチに張り合った。
競り勝ったKENTAが顔面蹴り4連発からgo 2 sleepによる仕上げを狙うと、阻止した杉浦がここで豹変。KENTAをレフェリーに激突させて無法地帯を作ると、左のナックルパンチをぶち込み、イスで背中をめった打ち。さらにKENTAの顔面をイスで殴打した。KENTAは完全にグッタリ。無理やり起こした杉浦は予選スラムでダメ押しして3カウントを奪った。
カバー中の杉浦はようやく口角を緩めたものの、その笑顔は“悪魔の笑み"そのもの。「負けたらT2000Xを抜けろ」と要求していたKENTAをあざ笑うかのように、踏みつけながら“X"ポーズで不敵な笑みを浮かべた。
【ヨシ・タツの話】「KENTA、一言だけ言ってやるよ。これがゴッドファーザー杉浦貴の25周年だ。最後のあのXポーズがすべての答えだ!」

