
竹内涼真と町田啓太がW主演を務めるNetflix映画「10DANCE」が、12月18日よりNetflixにて世界独占配信をスタート。Netflix週間グローバルTOP10(非英語映画)で4位を獲得し、日本のみならず世界中で反響を呼んでいる。この度、新カット5枚が公開されるとともに、「ワンダンス」作者・珈琲ら著名人による作品の感想が届いた。
■刺激的な男性同士の愛とダンスの物語より…新カット&特別カット公開
男性二人のダンスに懸ける情熱と闘志、苦悩、嫉妬、愛を描いた井上佐藤による漫画「10DANCE」をNetflix映画として実写化した本作。
W主演を務めるのは、約8年ぶりの共演となる竹内と町田。竹内は、ラテンダンス日本チャンピオンで世界に通用する実力を持ちながらも、ある理由から国内の大会にこだわる主人公・鈴木信也(すずきしんや)を演じ、社交ダンスに初挑戦。一方、町田が演じるのは、もう一人の主人公・杉木信也(すぎきしんや)。スタンダード(ボールルームダンス)日本チャンピオンで世界2位の記録を持ち、竹内の演じる鈴木信也を“10ダンス”の世界に誘う役どころを演じる。
この度公開されたのは、竹内と町田の祝祭感あふれる新カットと特別カットの計5枚。本編からは、竹内と町田が演じる二人の主人公の10ダンスシーンより、二人のパッションとダンスへの愛があふれるカット。あわせて、役と同様に竹内と町田の絆を感じさせる特別カットが公開された。

■Netflix映画「10DANCE」ストーリー
ラテン部門の日本チャンピオン・鈴木信也と、スタンダード部門の日本チャンピオンにして世界2位、「帝王」の異名をとる杉木信也。本来交わることのない二人だが、名前がスズキとスギキの一文字違いであることが互いを強く意識させた。
完璧なチャンピオン・杉木の踊りには、決定的な何かが足りないと感じていた鈴木の前に、ある日杉木が現れ「“10ダンス”でチャンピオンを共に目指さないか」と誘いを持ちかける。
“10ダンス”とは、ラテン5種とスタンダード5種の両方を極め、全10種目を一日で踊り切って競い合う、体力と精神力を要する過酷な競技ダンスのこと。無謀とも言える提案に鈴木はいったん背を向けるが、闘争心をあおる杉木の挑発に乗り、互いに得意分野を教え合うことを決意する。
■「ワンダンス」作者・珈琲「もはやダンス映画ではなく愛し方を身体から学び直す歴史映画」
感情からダンスが生まれるのか、ダンスから感情が生まれるのか。僕の漫画「ワンダンス」で描いているような、ビート主体で踊るストリートダンスとは全く違う世界、社交ダンス。そこに描かれているのは高度に制度化された芸術の頂を目指す二人が、技術ではなく本能で、人をどう愛するかを模索する物語。競技の成り立ち、目的まで理解できる今作は、もはやダンス映画ではなく愛し方を体から学び直す歴史映画だ。
■映画アクティビスト・DIZ「心と体が溶け合う濃密な2時間よ、永遠に続いてくれ」
極上の俳優たちの血の滲むような努力が、ほとばしる色気と熱気へと昇華され、画面を越えて押し寄せてくる。理性が弾け飛ぶほどの、指先まで洗練された美しい所作と交わる視線。心と体が溶け合う濃密な2時間よ、永遠に続いてくれ…と願わずにはいられない。ラスト1秒まで魂ごと釘付けにされた。
■ライター・ISO「竹内涼真と町田啓太の表現者としての努力と執念に、今はただ感服するしかない」
別世界に生きる男二人の羨望のまなざしが交わり、身を寄せ合い、呼吸をそろえ、影が重なる。その瞬間に生まれる舞と愛の艶かしさに思わず目が眩む。ダイナミックな動作で剥き出しの感情をぶつけ合う姿はひりつくと同時にどこまでもロマンチック。竹内涼真と町田啓太の表現者としての努力と執念に、今はただ感服するしかない。
■物書き・SYO「体現者であるチーム全員に、万雷の拍手を送りたい」
むせかえる程の情念、抗えない欲動、加速し続ける恋慕…目に見えぬ艶めく熱が、肉体を通して立ち上がってくる。壊れそうに求め合う二人に魅入られ、心が総立っていた。誰よりも美しく踊らせる信念、愛を以て完成させる極意。その体現者であるチーム全員に、万雷の拍手を送りたい。日本映画&ドラマ激動の一年は、本作で締めくくられる。
■映画ライター・よしひろまさみち「萌え萌えにならずにはいられない傑作」
社交ダンスの姿勢の良さに、キレッキレに鍛え上げたボディーを肌見せ上等、シチュエーションもキャラ設定もキャスティング&カップリングも最高。実写でこんなやきもきさせられるなんて…と、萌え萌えにならずにはいられない傑作。
■プロダンサー・セルゲイ・シンキンス「この人たちは、本当にダンスという世界を理解している」
カメラの動きとダイナミックな構成、そして息をのむような振り付けが重なり合い、リズムと感情が響き合う“ダンスの鼓動”を感じます。特に素晴らしいのは、俳優たちが“ダンスは表現を超えた、生き方そのものだ”という思いに深く触れ、身を投じていることです。その姿に、私自身胸を打たれました。「この人たちは、本当にダンスという世界を理解している」と。

