23日、Nissyが東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて開催された『Nissy Entertainment “Re:10th Anniversary Final” BEST DOME TOUR “The Movie”』および『Nissy -Documentary Movie- “Re:10th Anniversary Final” BEST DOME TOUR』の初日舞台挨拶に登壇。
本イベントには、MCとしてダンサーのkazuki(s**t kingz)とShow-heyも登場した。
「本当にやっとです」
会場に集まったファンから大歓声を浴びると「本当にやっとです。やっと、やっとなの。観てくれてうれしいです」とスクリーンに素直な気持ちを映し出し、完成した作品をファンに届けられた喜びを表現した。

「新鮮だね、しゃべれないのも。今はみなさんの顔を見て安堵しています」と笑顔を見せ、会場からは温かな拍手が送られた。
「タイミングを合わせるのが一番大変」
続いて、事前に寄せられたファンからの質問に答えるQ&Aコーナーへ。
「演出で一番こだわった点は?」という問いに対し、Nissyは『Rendezvous』の1番サビ前の噴水演出を挙げ、「各セクションとタイミングを合わせるのが一番大変でした」と振り返った。
さらに「アーティスト本人、ダンサー、バンド、噴水、サービスカメラ、VJ、床VJ、照明、音響、外音、映像、カメラ、カメラスイッチング……すべてが、噴水が終わりかけてから私がサビを歌い出すまでの、たった1~2秒の間に決められた順番で動いているんです。どこか一つでもズレると、見ている人が“ん?”と違和感を覚えてしまう」。

そのうえで「舞台やミュージカルはそうしたタイミングが盛りだくさんで、それがズレないことで皆さん作品に没入できる」と伝え、「映像や照明、音をリンクさせることで、今の技術はより一層エンターテインメントを楽しくしてくれます。おそらく未来はそれが当たり前になると思っています」と展望を語った。

