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『あんぱん』129話、史実よりも「4年早かった」出来事とは 最終回は「のぶの最期」ではないかも

『あんぱん』129話、史実よりも「4年早かった」出来事とは 最終回は「のぶの最期」ではないかも


柳井のぶ役の今田美桜さん(2018年12月、時事通信フォト)

【画像】え、「美人すぎる」「羨ましい」 コチラがやなせさんが「一目ぼれ」した妻・暢(のぶ)さんの若き日の姿です

暢さんから「やなせさんに似ている」と言われた重要人物

『アンパンマン』の作者、やなせたかしさんとその妻の暢(のぶ)さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説『あんぱん』の129話では、主人公「柳井のぶ(演:今田美桜)」に病気が見付かりました。発表されている明日の最終回130話のあらすじを見ると、のぶが入院すること、夫の「柳井嵩(演:北村匠海)」に自分がいなくても大丈夫かとたずね、「今年の桜は見られないかもしれない」とつぶやくことなどが分かります。

 モデルの暢さん(1918年5月18日生まれ)は、1988年12月に末期がんが見付かり余命3か月といわれるも、やなせさんの献身的な支えもあって回復し、1993年11月22日に75年の生涯を終えました。129話でアニメ『それいけ!アンパンマン』の初回(1988年10月3日)を観ていたのぶは、もう70歳です。

 最終回で視聴者が気になっているのは、のぶの最期が描かれるのか、という点でしょう。SNSを見ると、朝ドラで主人公の死は見たくないという方も多いようです。130話のあらすじでのぶが言っている「今年」とは、退院した1989年のことで、ここで彼女が亡くなることはないでしょう。ただ、年代が進んで、93年11月の死に際の場面が出てくるかもしれません。

 ちなみに129話では、史実よりも「4年早く」描かれたことがあります。

 同話ではのぶが病院に行く前、茶道教室の生徒「中尾星子(演:古川琴音)」が、のぶに「みんなが見向きもしないときからアンパンマンを好きになってくれた」という理由で誘われ、嵩のスタジオで働き始めました。

 星子のモデルはやなせさんを亡くなる2013年まで秘書として支え、現在はやなせさんの活動を引き継ぐために設立された株式会社やなせスタジオの代表取締役を務めている、越尾正子さんと思われます。越尾さんが有限会社やなせスタジオで働き始めたのは、それまで勤めていた協同組合を辞めた1992年の春のことでした。

 暢さんの茶道教室の生徒だった越尾さんが、茶室で退職のことを話すと、暢さんはそれならうちで働けばいいと誘ってきたそうです。越尾さんは最初は断ろうと思うも、長年の趣味だった茶道教室に通うのが気まずくならないように、やなせさんのもとで働き始めました。

 その後、暢さんは越尾さんが入社してから1年半ほどで亡くなります。体調を崩し始めた頃から、暢さんはよく越尾さんに「あなたはうちの人に似ているから、きっと気が合うと思う。絶対に辞めないでね」と言っていたそうです。そして、暢さんの死から20年間、越尾さんは秘書としてやなせさんを身の回りの世話含めて支え続けました。

 星子はキャスト発表時、嵩とのぶの想いを引き継ぎ、アンパンマンを次の世代へつなげていく存在であることが語られています。その星子がモデルの越尾さんよりも4年早い1988年に嵩のもとで働き始めたということは、最終回はのぶが史実よりも早く亡くなるか、もしくは1992年よりも前、まだのぶが生きているうちに物語が終わる可能性もありそうです。はたしてどうなるのでしょうか。

参考書籍:『やなせたかし先生のしっぽ: やなせ夫妻のとっておき話』(著:越尾正子/小学館)

配信元: マグミクス

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