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『紙をスキャンしてデータ化』だけの時代じゃない──渋谷で、『ScanSnap NEXT 2025』開催

紙をスキャンしてデータ化する──AIが一般的になった今日、そのスキャンデータをどうするかが問われている。2025年12月16日に渋谷の『LULL TECH BEACH 渋谷』で開催された、PFU主催のユーザーミートアップイベント『ScanSnap NEXT 2025』は、『AIが一般化した時代』のScanSnapがどうなるかを考えさせられるイベントだった。

募集定員は50人だったようだが、実際にはもう少し多く受け入れられていたようで、スタッフや我々メディアを合わせると100人近い人がいたように思う。

まず、会場では最新のiX2500、iX2400、iX110などの展示とともに、AIを活用しているユーザーの『こーすけ先生』『AIの下僕さん』の展示、デモンストレーションがあり、ステージでは、まずPFU側から今年の総括、それから来年以降に関する方針などが語られ、ガジェタッチのおふたりと『こーすけ先生』『AIの下僕さん』のトークセションが行われた。

司会は、リンクマンと弓月ひろみの『ガジェタッチ』のおふたり。

Obsidianへ自動でメモが飛ぶ──AI様の下僕さん

『AI様の下僕さん』は、紙に手書きしたメモをScanSnapでスキャンすると、AIがそれを自動でテキストに変換し、メモアプリ『Obsidian』に分類・登録してくれるというデモを実演。

細かく言うと、ScanSnapでスキャンした手書き文字の画像データをGemini CLI(Gemeniのコマンドラインインターフェース)で、.md(マークダウン形式)に変換。それをObshidianに読み込んでテキストで保存という処理を行っている。

「デジタルで書くと自由に描けない、でも紙に書くとその後の整理が面倒」──そんな私たちのジレンマを見事に解消してくれるアイデアだ。

詳しくはこちらを。

レシートをスキャンするだけで、経費精算が終わる──こーすけ先生

『こーすけ先生』ブースでは、レシートや領収書をScanSnapに“放り込むだけ”で、AIが自動で表に変換してくれるデモが行われていた。

こちらは、スキャンした領収書をGoogleドライブに保存。GAS(Google Apps Script)を使ってGeminiに領収書画像として解析してもらって、Googleスプレッドシートにまとめるというデモ。

こちらもこーすけ先生のYouTubeで解説されているので、ご覧いただきたい。

配信元: Dig-it

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