・突然のクリスマス
伴とともに街を歩いていて、クリスマスムードに気づいた飛雄馬。野球漬けの人生で、クリスマスが24日か25日かもしらない飛雄馬だったが……。
なぜかクリスマス会を開くことを思いつくのだった。
「俺、やることができた! じゃあな伴!」
そんな飛雄馬を心配そうに見つめる伴。
伴の心配をよそに、浮かれてクリスマスの準備をあれこれとやり始める星飛雄馬。
特大ケーキを注文し、巨人の宿舎を片付け、手書きの招待状を明子姉ちゃんだけでなく、ライバルの左門、花形に送るのだった。
一方そのころ、実家では契約の難航を見て父・一徹は怒り、明子姉ちゃんは心配していた。
一徹「あいつは何を考えとるんだ!」
明子姉ちゃん「飛雄馬は考えなしにこんなことをする子じゃない……きっと何か考えがあるはずだわ」
・周囲の反応は……?
ド派手に散財する飛雄馬を心配し、伴が話を聞くと、飛雄馬はクリスマス会の計画を打ち明けてきた。
伴「なあ星、わしゃお前が柄にもないクリスマスをしようと、花形や左門と仲良くしようと、そんなことに口出ししとうはない」
伴「しかし、しかしじゃ、給料倍増の要求をしてからのお前は何か道を踏み外している! 元のお前に戻ってくれ!」
伴「巨人の星を目指し、まっしぐらに進んでいたあの姿、それ以外にお前の進む道はどこにあるんじゃ!」
伴の言葉にじっと耳を傾けていた飛雄馬だが……。
「野球以外、何もいらん、野球ロボットとして生きると誓った星飛雄馬はどこへ行った!!」という伴の言葉を聞いて、飛雄馬にスイッチが入ってしまう!!
飛雄馬「黙れ、伴!!!」
わからずやの飛雄馬に伴も呆れ……「何がクリスマスじゃああい!!!!!」
伴はついに怒って走り去ってしまうのだった……。
いっぽう、そのころ招待状を受け取った花形はチームメイトとともにクリスマスを祝っており……。
花形「ふん、なんでわざわざクリスマスケーキを食べに巨人の宿舎まで出向かなきゃならんのだ。野球一筋に生きる火の男、星飛雄馬。それ以外の星くんには全く興味がないね」
とあっさり無視。
そして、左門もまた、妹や弟たちとともに家でクリスマスを祝っていた。
左門の弟「なあ、あんちゃん、星飛雄馬からクリスマスの招待状が来とったろ? 行かんでよかと?」
左門「お前たちとの約束が先約やったけんのう〜」
弟たち「あはは! 星飛雄馬なんてやめとけやめとけ〜!」
左門は心の中で飛雄馬への闘志を燃やしていた!
「星くん、わしゃあ君に借りがありますたい! 君にその借りば返すためにわしの心が鬼になっとるこつば、君は知らんとですか!」
そして、このあとから、あのシーンが登場するのである!
