
漫画やアニメ、ゲームといったコンテンツと並び、いまや日本が誇る文化として、海外でも広く親しまれているコスプレ。10月24日~26日にかけて東京・池袋の東口エリアで開催された大型イベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2025」(池ハロ2025)には、3日間で16万1000人ものコスプレファンが来場。あいにくの雨天ではあったものの、コスプレパレードやギャザリング、各種ステージ企画などが実施され、会場は連日大盛り上がりとなった。WEBザテレビジョンでは、各エリアを彩ったコスプレイヤーたちにインタビューを実施。それぞれの「コスプレに対するこだわり」などを話してもらった。
■「池ハロ2025」を彩ったコスプレイヤーたちのこだわりとは?
■「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」黒咲芽亜/りなしぃさん
こちらのコスプレでこだわったポイントはウイッグの再現度です。360度どこから見てもきれいなシルエットに見えるように、いつもお願いしているウイッグ作りが上手な美容師さんに制作をお願いしました。そうしてウイッグを用意してもらっている間、私自身は体作りを頑張って、表情の作り方やしぐさも研究して、全身でキャラクターらしさを表現することを意識しました。
■「勝利の女神:NIKKE」ラピ/まきほさん
「NIKKE」3周年に合わせて、今回はメインキャラクターであるラピのコスプレをしました。キリッとしたラピらしい目元は、眉毛と跳ね上げのアイラインで再現しています。普段とは違う格好良い表情を意識したので、ラピらしい力強さが表現できていたら幸いです。
■「ONE PIECE」ネフェルタリ・ビビ/夏さん
強く、そして気高く、ビビの芯の強さと美しさを表現できるように、表情やしぐさを研究しました。既製品の衣装では王女らしい気品を出せない…と感じたため、白のドレスをベースに自分で装飾を施しています。「ONE PIECE」の中で一番好きなキャラクターなので、私なりの愛をうまく表現できていたら幸いです。
■「桃源暗鬼」桃草蓬/ひだかさん
少しでもキャラクターに近づけるように、衣装、ウイッグ、メーク、全てにこだわりました。スカートは布に線を引くところから始め、アイメークやリップなどメーク用品の色味も工夫しました。また、キャラの特徴的な下まつげを再現するために、何度もメークの練習をしました。体形管理のために、このキャラをやると決めてからは食事内容や運動にも気を付けました。
■「コミックマーケット107」は12月30日・31日に開催!
こうして大盛況のうちに終了した「池ハロ2025」に続き、12月30日、31日には年内最後の“コスプレも楽しめる”大型イベント「コミックマーケット107(コミケ107)」(会場:東京ビッグサイト)の開催が控えている。はたして「コミケ107」では、どのような漫画、アニメ、ゲームのコスプレに人気が集中するのか? 今のうちからトレンドを分析しておき、会場で答え合わせをするのも面白そうだ。
◆取材・文=ソムタム田井

