
画像はアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』の「ゴーストハウス」ゲームビジュアル (C)鵜飼有志・ねこめたる/KADOKAWA/「死亡遊戯で飯を食う。」製作委員会
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衝撃的な第1話を観る勇気はあるか?
話題作がひしめく2026年冬アニメには、見るだけで心が洗われるような癒やし系から、胸が抉られるようなものまで、実に多彩なタイトルがそろっています。とりわけ後者には、初回から閲覧注意級の衝撃を放つ作品も含まれているため、初見勢は心して臨んだほうがいいかもしれません。
まず、タイトルから物騒な空気を漂わせているのが、鵜飼有志さんの人気ライトノベルを原作とするアニメ『死亡遊戯で飯を食う。』(キャラクター原案:ねこめたる)です。美少女限定のデスゲームが展開される本作には、個性豊かで愛らしいキャラクターが多数登場しますが、彼女たちが挑むのは正真正銘の殺人ゲームです。どれだけ魅力的な人物であっても容赦なく退場させられます。
ある者は金属針で頭を射抜かれ、またある者は丸鋸に切り裂かれるなど、脱落シーンのバリエーションも容赦ありません。物語の性質上、あまり血が出ない設定ではあるものの、悲痛な叫び声をあげながら命を落とす人もいるため、声がつくTVアニメ版は原作以上にエグさが増しそうです。
アニメ『死亡遊戯で飯を食う。』の初回は60分スペシャルを予定しており、2026年1月7日(水)より放送スタートします。美麗な作画が印象的なPVからは、制作陣の本気度が存分に伝わってきますが、視聴する際にはくれぐれもご注意ください。
『死亡遊戯で飯を食う。』がタイトル通りの物騒さで攻めてくる作品だとすれば、次に紹介するタイトルはその真逆です。『「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい』(原作:kiki)は、タイトルだけを見ると、昨今よく見かける追放×スローライフ系を思わせますが、実際はグロも鬱もホラーも百合も詰め込んだ、血沸き肉躍るダークファンタジーが描かれます。
主人公の「フラム・アプリコット(CV: 七瀬彩夏)」は、勇者パーティの一員でありながら、希少属性「反転」の影響ですべてのステータスが0という不遇な存在です。そのせいでメンバーの「ジーン・インテージ(CV:保村真)」から激しく嫌われ、ついにはパーティから追放されてしまいます。
追放後のフラムには、血と肉が飛び散る絶望が容赦なく襲いかかるため、初見勢はそのギャップにハマるか、離脱するかの二択を迫られるかもしれません。ただ、絶望をひっくり返す熱血バトルとカタルシスも大きな魅力を持つ作品なので、興味を持った人は一度その世界観に触れてみる価値はあります。
そしてもう一作、2026年1月8日(木)より放送されるアニメ『エリスの聖杯』(原作:常磐くじら)も、序盤からショッキングな展開が予想される作品です。本作は誠実が取り柄の平凡令嬢「コンスタンス・グレイル(通称:コニー/CV:市ノ瀬加那)」と、10年前に処刑された稀代の悪女「スカーレット・カスティエル(CV:鈴代紗弓)」が織り成す令嬢サスペンス・ファンタジーで、原作小説はスカーレットの処刑シーンから幕を開けます。
アニメでどこまで描写されるのかは不明ですが、もし原作通りに描かれるのであれば、初回からスカーレットの生首姿を目にすることになるでしょう。冒頭こそショッキングですが、ここからコニーと亡霊のスカーレットが協力し、彼女の死の真相に迫る展開は、推理サスペンスが好きな人であれば、きっと惹きつけられるはずです。
今回紹介した作品は、いずれも一筋縄ではいかないものばかり。自分の耐性と相談しつつ、この冬ならではの刺激的なラインナップを楽しんでみてはいかがでしょうか?
