ブラジルのサントスは、12月22日に同クラブ所属のFWネイマールがミナスジェライス州ノバ・リマで左膝の関節鏡手術を受け、これが無事に成功し、容態も良好であると発表している。
この背番号10は、内側半月板に損傷(伸張)を負っており、臨床評価および画像検査を経た結果、問題の悪化を防ぐために外科的介入が必要であると判断され、手術の決断が下された。施術はブラジル代表チームの専属医でもあるロドリゴ・ラスマール氏が担当したという。
マテル・デイ・ノバ・リマ病院での手術の後、ネイマールは翌日には退院し、すぐに理学療法士ラファエル・マルティーニ氏の管理の下でフィジカル面でのリハビリを開始する予定だと、ブラジルのスポーツ紙『lance!』は報じている。負荷をかけたトレーニングへの復帰は、最短で10日以内とされており、完全回復にはおよそ1か月を要する見込みだという。
今年1月にサントスに復帰して以来、怪我を繰り返す中で公式戦28試合に出場(先発出場23試合)・11得点・4アシストを記録したネイマール。終盤には重要な仕事を果たしてチームを2部降格から救ってみせた彼は、今月いっぱいで契約満了を迎えるが、スペインのスポーツ紙『MARCA』によれば、「サントスとの交渉は現在も進行中で、白黒のユニホームを身に纏うクラブの首脳陣は、少なくとも来夏のワールドカップまでの契約延長を期待している」。
サントスはチーム全体の再集合が来月1月2日に予定されており、1月10日にカンピオナート・パウリスタでノボリゾンチーノとシーズン初戦を戦う。仮にネイマールが残留を決意したとしても、シーズン途中からの合流という手はずになるが、昨季の「救世主」の去就にはサントス・サポーターも大いに注目しているようだ。
また2023年10月17日のW杯南米予選ウルグアイ戦で左膝前十字靭帯を断裂して以降、招集されていないブラジル代表への復帰の有無も人々の関心を集めている。こちらについてはネイマール自身が、今月20日にサンパウロで開催された友人である歌手チアギーニョのイベント「タルデジーニャ」に参加した際、以下のようにカルロ・アンチェロッティ監督率いる「セレソン」への熱い思いを語っている。
「みんなに言いたいのは、ブラジルにW杯のトロフィーを持ち帰るために、僕たちはこのほぼ不可能なミッションに挑む。7月になったら、みんな僕にその結果を求めてくれていい。アンチェロッティ監督も、力を貸してくれ!」
2025年をFIFAランキング5位で終える自国代表チームへの復帰、そして悲願成就のための貢献を誓った「ブラジルの至宝」。来年2月5日で34歳となる彼に対しては厳しい見方も少なくないが、一方で今なお厚い信頼を寄せる者も少なくない。
ブラジルの総合メディア『Globo』では、元セレソン指揮官で、国内の多くのクラブを率い、2004年には「銀河系軍団」のレアル・マドリーを指揮したヴァンデルレイ・ルシェンブルゴが、「ほぼ100%の確信を持って言える。アンチェロッティは、ネイマールをW杯のメンバーに招集する。なぜなら、彼はネイマールのインテリジェンスとクオリティーが必要だと分かっているからだ」と断言している。
名将はまた、代表通算79得点(128試合)の実績を挙げ、ペレを2点上回ってセレソンの歴代最多得点者となったネイマールについて、「彼がブラジルにW杯をもたらす可能性があるか、ないか。 彼の天才性がブラジルにW杯をもたらせないと思うか。このような選手を、セレソンは決して手放してはならない」と力説した。
さらに、「もし私が監督なら、アンチェロッティがマドリーでキリアン・エムバペにやらせていたように、内側のポジションに置く。そして両サイドにヴィニシウス・ジュニオールとロドリゴを置き、ネイマールは前線で自由にさせる。バルセロナでプレーしていた時のようにだ。ネイマールは特別な選手だ。本来の力の40%、50%の状態であっても、他の全盛期にある選手たちより、はるかに優れていると思う。ヴィニは代表で何ゴール決めた? 45試合で8得点だ。では、ネイマールは?」と、その優秀さを強調している。
構成●THE DIGEST編集部
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