またまた巨人がボロ負けである。ソフトバンクで2年連続最多勝を獲った有原航平が、日本ハム移籍の意思を固めた。ソフトバンクとの3年契約が終了して自由契約になると、巨人、日本ハム、ソフトバンクが札束攻勢で獲得を狙っていたのだが、6年ぶりの古巣復帰が実現することになった。4年総額30億円という超大型契約となる。
一時はアメリカ再挑戦を狙ったが、
「スプリット契約やマイナー契約のオファーしか届きませんでした」(メジャーリーグ担当記者)
深刻な先発投手不足に陥っている巨人が、争奪戦に敗れたダメージは大きい。
「日本ハムと同等の条件と背番号18を提示しましたが、あえなくフラれてしまいました。今オフは中日からFAになりそうな柳裕也の獲得に動き、残留を許しました。次に狙った前田健太は複数年契約で折り合わず、楽天に引き抜かれた。さらに元阪神のデュプランティエも、DeNAにさらわれている。有原の獲得失敗で4連敗です」(スポーツ紙デスク)
2026年は「優勝」を厳命されている阿部慎之助監督。新外国人以外は、浮沈に直結する補強が不発となっている。資金力とブランド待遇でFA選手を乱獲できた栄光は過去のモノとなり、強奪失敗ばかりが目立つ。有原と並行して、FAとなった楽天・則本昂大の獲得にも動いているというが…。
「巨人の先発投手は今年シーズン自己最多の11勝を挙げた山崎伊織と、8勝止まりの不調のエース、戸郷翔征くらい。井上温大、赤星優志、田中将大あたりはきっちりと計算できないでしょう。則本を全力で獲りにいかないと、重大な危機が訪れます」(前出・スポーツ紙デスク)
球界の盟主がまさかの連戦連敗。則本で5連敗とならなければいいが。
(渡辺優)

