
年末年始は日本でも「NHK紅白歌合戦」や「輝く!日本レコード大賞」(TBS系)など大型音楽特番が目白押しだが、韓国でも年末から年始にかけてさまざまな音楽特番が放送される。それぞれに旬のアイドルやスターが登場し2025年のK-POPシーンを振り返れるのはもちろんのこと、特色も多種多様。そのうちこの年末年始に生放送される3つの番組に注目してみよう。
■クリスマスムードいっぱいの「SBS歌謡大典」
韓国の地上波放送局・SBSが12月25日(木)に生放送する「2025 SBS歌謡大典」(Leminoプレミアムで独占生配信)は、全世界160余りの国へ生中継され、グローバルファンから熱い支持を得ているK-POPの祭典。この特番の特色はなんと言っても、12月25日のクリスマス当日に生放送されること。その年最も旬なK-POPアーティストたちが繰り広げる、華やかで楽しい“クリスマスのお祭り”といったテイストが強い。
サンタコスチューム姿の人気アーティストによるクリスマスメドレーや、アイドルたちがクリスマスの思い出をコメントするなど、クリスマスにまつわる企画が多いのも「SBS歌謡大典」ならでは。
クリスマス企画のほか、グループ間のコラボによる一夜限りの貴重なステージも「SBS歌謡大典」のお楽しみのひとつ。今年はTOMORROW X TOGETHERのヒュニンカイ、ZEROBASEONEのジャン・ハオ、RIIZEのソヒ、TWSのシンユによるスぺシャルなコラボステージなどが告知されている。2025年の1年間を通して話題を集めたアイドルたちが集い、最新のK-POPの勢いやビジュアル、パフォーマンスを華やかに披露する巨大なクリスマスパーティなのだ。
今回出演するのは、国内外で大人気のStray Kidsをはじめ、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、IVE、LE SSERAFIM、BOYNEXTDOOR、ZEROBASEONE、RIIZE、NCT WISH、BABYMONSTER、ALLDAY PROJECTといった豪華な顔ぶれ。MCを務めるのは、2022年から4年連続で司会進行を務めるIVE・ユジンに加え、DAY6のヨンケイ、NCT DREAMのジェミン。3人の息の合ったトークにも注目だ。
■番組内で新年へのカウントダウン「MBC歌謡大祭典」
12月31日(水)、大晦日の夜に生放送されるのが「2025 MBC歌謡大祭典」。日本では同日夜8:30からKNTVで生中継されるこの番組は、韓国の音楽特番で唯一番組内で年越しカウントダウンを行い、明けた年の年男・年女が1年の豊富を語るなど、“年越し”を強く打ち出した音楽特番だ。前回は済州(チェジュ)航空旅客機事故の影響で大晦日の生放送は見送られ、旧正月に録画での放送となったため、今回は2年ぶりの大晦日の生放送となる。

1年を音楽で締めくくるべく、華やかなコラボステージも多数準備される。MBCは韓国の地上波放送局の中でも歴史が長く、視聴者の年齢が幅広い。そのため家族みんなが楽しめる番組を、という傾向が強いが、「MBC歌謡大祭典」も例外ではない。
今回は、韓国を代表するロックバンドYBとStray KidsスンミンのロックボーカルコラボやALLDAY PROJECT、Kick Flip、Hearts2Heartsら新人アイドルグループのコラボによる2005年メドレーなど、最新のK-POPアイドルとベテランバンドや懐メロの組み合わせでの企画が予告されている。
10年間MCを務めてきた少女時代ユナが前回、MCを卒業。2025年は SHINeeのチェ・ミンホ、12月20日に兵役義務を終えたばかりのファン・ミンヒョン、そしてMC初挑戦のALLDAY PROJECTのアニーというフレッシュな顔ぶれでの進行となる。
■最もヒットしたK-POPは?「ゴールデンディスクアワード」
「SBS歌謡大典」や「MBC歌謡大祭典」がお祭りだとすれば、2026年1月10日(土)夜6:30から生放送される「第40回ゴールデンディスクアワード(GDA)」は、K-POPのこの1年間を数字と実績を軸に評価するK-POP最大級の授賞式。日本ではABEMAが日韓同時・国内独占無料生中継を行う。
デジタル音源ダウンロード数、アルバム販売数など、客観的な集計結果を合算し、最も多くの支持を集めた作品やアーティストを決定する。音楽コンテンツとして盛り上がりやすい年末ではなく、年が明け、前年のセールスに関するデータがでそろった年明けに放送するのも「GDA」ならではの特色であり、こだわりだ。
記念すべき40回目の今回は、台湾・台北ドームで開催される。参加アーティストは Stray Kids、IVE、ENHYPEN、LE SSERAFIM、ZEROBASEONE、BOYNEXTDOORなど2025年のK-POPシーンを代表する面々ばかり。MCは昨年に引き続き、ソン・シギョンとムン・ガヨンが務めるほか、プレゼンターには人気俳優のソン・ジュンギやピョン・ウソク、アン・ヒョソプらが登場し、会場を盛り上げる。
デジタル音源部門とアルバム部門それぞれに賞が用意されるほか、新人賞や特別賞、さらには視聴者の投票によって選ばれる人気投票賞もあり、視聴者からの注目の高さがうかがえる。
また1月10日(土)昼4:30(※予定時間)からは、「GDA」にノミネートされたアーティストたちが登壇するレッドカーペットも、ABEMAにて日韓同時・国内独占無料生中継する。美しくドレスアップしたアイドルたちの姿をじっくり目に焼きつけるチャンスだ。
クリスマスのお祭りムードで盛り上がる「SBS歌謡大典」、1年のK-POPを振り返りながらカウントダウンを楽しむ「MBC歌謡大祭典」、そして客観的な実績から1年のK-POPのヒット作を振り返る「ゴールデンディスクアワード」と、それぞれ特色を持つ年末年始の大型音楽特番。2025年K-POPの総決算として押さえておきたいコンテンツだ。

