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銀二郎は「完全敗北」か? 『ばけばけ』小泉八雲の「これからの収入の上がり方」がエグすぎ 「200円どころじゃねぇ」

銀二郎は「完全敗北」か? 『ばけばけ』小泉八雲の「これからの収入の上がり方」がエグすぎ 「200円どころじゃねぇ」


銀二郎役の寛一郎さん(時事通信フォト、2024年11月26日)

【画像】え…っ! 「すごい」「200円も稼げるの?」 コチラが『ばけばけ』銀二郎のモデルが「社長」として成功を収めた「業種」です

お雇い外国人の給料すごすぎ

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、1890年に来日し、『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲さん(パトリック・ラフカディオ・ハーン)と、彼を支え、「再話文学」の元ネタとなるさまざまな怪談を語った、妻・小泉セツさんがモデルの物語です。

 第13週では、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」のかつての夫「銀二郎(演:寛一郎)」が「社長」になって再登場しました。東京で事業に成功した彼は月200円は稼いでいるそうで、トキとよりを戻して松野家の人びとも養う覚悟があるようです。

 モデルの小泉セツさんの最初の夫・前田為二さんは、離婚後、岡山で会社を興して成功していたといいます。為二さんがセツさんとやり直そうした記録はありませんが、この史実をもとに銀二郎が社長になる展開が描かれたのでしょう。

 トキの未来の夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」の英語教師としての月給の2倍を稼ぎ、籍もまだ松野家に残っている銀二郎に関して、視聴者からは「私だったら絶対銀二郎さんと再婚するな」「もう銀二郎でいいじゃんトキちゃん」といった声があいついでいました。

 しかし、今後トキが銀二郎を選ばず、ヘブンと結婚することは確定しています。64話ではヘブンがトキの語る怪談に夢中になり、銀二郎やヘブンの同僚の「錦織友一(演:吉沢亮)」、元同僚「イライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックス)」が蚊帳の外にされてしまうという場面もありました。

 同話の最後では、銀二郎が意を決して「おトキちゃんとやり直したい」と告白しましたが、おそらく65話でトキはその申し出を断ってしまうのでしょう。

 視聴者からは「銀二郎さん、本当にあの頃のまま良い人なんだよなぁ。フラれるのあんま見たくない」「いやもう絶対銀二郎さんがいいって!!言葉通じるしさ!!優しいしさ!!怪談好きだしさ!!会社作って月200円も稼いでるんだよ!」と、とさまざまな反応が寄せられていました。

 また、ヘブンのモデルであるラフカディオ・ハーンさんについて詳しいと思われる視聴者からは、「この後ヘブン先生も200円稼げるようになっちゃうから、銀二郎に勝ち目ないんだよね」という意見も出ています。

 ハーンさんはセツさんと結婚した後の1891年11月に松江を去り、熊本大学の前身である第五高等中学校(後の第五高等学校)に英語教師として赴任しました。この際、月給は松江中学時代の2倍となる、200円に跳ね上がっています。

 その後、ハーンさんは1894年10月から神戸で英字新聞「神戸クロニクル」紙の記者になり、月給は100円に戻りました。しかし、1896年9月に東京帝国大学の英文学講師の職を得ると、なんと月400円もの給与を貰えるようになります。さらに、1903年1月の退職前には月給は450円にまで上がっていたそうです。

 また、ハーンさんのもとにはさまざまな著作の印税も入っており、彼はセツさんと4人の子供、セツさんの生家・小泉家と養家・稲垣家の人びとの生活を支え続けました。ハーンさんは1904年9月に亡くなったものの、遺産はセツさんにしっかり引き継がれ、家族は不自由なく暮らせたそうです。

 現状は銀二郎が収入でヘブンに勝っていますが、これから史実通りヘブンがステップアップしていくなら、お金の面でもトキは彼についていく方が正解といえるでしょう。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(著:長谷川洋二/潮出版社)

配信元: マグミクス

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