
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が23日、YouTube『TAO CHANNEL』に出演。楽天に移籍した前田健太の背番号18について、持論を展開した。
■「88」も永久欠番の可能性があった動画では視聴者から楽天に入団した前田の背番号が「18」となったことについて、「田中将大の背番号だからやめてほしかった」という意見が寄せられる。
これに田尾氏は「僕の背番号88も辞めるときに『永久欠番にしたい』なんて言われたことがあったんですよ。『3年契約の監督を1年でクビにして、永久欠番はない』と言ってお断りしました」と思わぬ告白をした。
関連記事:巨人入団の田中将大、背番号「11」を初サインも… 「覚えないと」まさかの“ダメだし”に困惑
■「18」の永久欠番化に理解楽天の18番については「田中将大投手の18番、これはね、僕は本当に永久欠番にしてもおかしくない思います。1シーズンで24勝0敗ですよ。こんなピッチャー、もう出てこないと思いますね」と質問者の意見に理解を示す。
さらに「そういうピッチャーが楽天にいたんだよということを、これから先もみんなに知ってもらうためにも、18番は永久欠番にしてもよかったと、今でもそう思いますね。どういう基準で永久欠番にするかっていう、その物差しがちょっと、見当がつきませんね」と語った。
関連記事:巨人入団の田中将大、背番号「11」を初サインも… 「覚えないと」まさかの“ダメだし”に困惑
■楽天のファンからすると…前田が18番を背負うことには「いろいろ考えるところはあったと思いますけど、同い年の田中投手にちゃんと連絡して、承諾を得たうえでつけたということなので、2人はそれでOKでしょう」と持論を展開。
一方で、「やっぱり野球ファン、楽天ファンからすると、18番は永久欠番でおかしくなかったと、僕は思いますね」とも指摘していた。
関連記事:田中将大、巨人での背番号は何番になる? 元木大介氏が独自予想「楽天のときから…」
■基準が曖昧な永久欠番永久欠番の基準は曖昧は明確になっていない。巨人の王貞治・長嶋茂雄氏・川上哲治氏や広島の山本浩二氏・衣笠祥雄氏、黒田博樹氏、阪神の吉田義男氏・村山実氏・藤村富美男氏など「チームにとって歴史に残る活躍を長年続けた選手」が欠番となる傾向がある。
一方で北海道日本ハムファイターズは初代オーナー大社義規(おおこそ・よしのり)氏ゆかりの「100」や楽天・星野仙一氏の「77」、ロッテのファンナンバー「26」、楽天の「10」というようなケースもあり、「曖昧」だ。
また、ヤクルトの若松勉氏の「1」と古田敦也氏の「27」、DeNA三浦大輔氏の「18」など「相応の選手にしか与えない」という運用もある。
いずれにしても前田は巨人に移籍した田中に許可を得ており、筋は通している。批判は活躍で打ち消してもらいたい。
関連記事:田中将大、巨人での背番号は何番になる? 元木大介氏が独自予想「楽天のときから…」
【今回の動画】田尾氏が楽天の背番号18を語る■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)