●神社・寺院もデジタル化が進行、「デジタル賽銭」とは?
インバウンド需要やコロナ対策を踏まえたキャッシュレス化の影響で、神社・寺院でもデジタル化が進んでいます。そのうちのひとつが、デジタル賽銭です。ここでは、デジタル賽銭の概要について解説します。
デジタル賽銭は、コード決済や電子マネー、クレジットカードを用いてデジタルで賽銭を行う仕組みのことです。キャッシュレス決済が浸透し、現金を持ち歩かない人も増えています。さらに、海外からの観光客の増加により、神社・寺院でも外国人が使いやすい決済手段の導入が求められていたこともあります。
そのような背景から導入が進んでいるのは、デジタル賽銭です。神社や寺院がキャッシュレス化に対応することで、参拝者の利便性向上にもつながっています。
●デジタル賽銭のメリット・デメリット
デジタル賽銭のメリット・デメリットは、次の通りです。
<メリット>
・現金を持っていなくてもスマホやクレジットカードでお賽銭を納められる
・決済ツールさえ持っていれば、海外からの観光客もお賽銭を納められる
<デメリット>
・スマホの操作が苦手な人には不向きである
・スマホの故障やバッテリー切れ、ネットワーク障害などでデジタル賽銭を利用できない可能性がある
メリット・デメリットを理解して、自分に合った方法でお参りしましょう。

