マルティネスはキューバ代表、バルドナードはパナマ代表として同じプールA内で予選突破を争う。
「出場国のほとんどが本大会に出場するメンバーの半数以上を発表しています。侍ジャパン海外組は大谷翔平(31)、山本由伸(27)の参加が有力視されています。菅野智之の参加は内定しました(12月20日時点)」(スポーツ紙記者)
3人の代表入りは頼もしい限り。
他の日本人メジャーリーガーたちは所属チームとの調整もあり、時間がかかっているのだろう。
「WBCで米球界が注目している日本人選手は、今井達也(27)です。今オフ、米FA市場で関心を集めている日本人投手ですが、彼は国際試合の出場経験が少ないため、よく分からないんです」(米特派記者)
今井も代表入りしてくるだろう。米スポーツ専門局ESPNでは、今井の契約は6年総額1億3500万ドル(約206億5500万円)にも及ぶと予想されていた。
「そんな凄い投手がまだ日本にいたのか」というのが、米国野球ファンの正直な感想だろう。
その分、期待も大きくWBCで結果を出せば、メジャーリーグでの地位も高まるはずだ。
「予選突破後の強豪国との一戦での先発が予想されます。今井に関する情報が少ないのを逆手に取っての作戦です」(関係者)
しかし、連覇を使命づけられた侍ジャパンの秘策は今井だけではなかった。
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菊池雄星が招集される可能性も...
「ドジャースは大谷、山本の大会派遣は容認しましたが、佐々木朗希に関してはシーズン中の故障などを理由に難色を示していました」(前出・米特派記者)
結局、佐々木の不参加が正式に決まった。
当初は「予備登録メンバー」とし、途中参戦させるプランも侍ジャパン側にあった。
「菊池雄星が招集される可能性も高まってきました。井端弘和監督は2025年のスプリングキャンプで菊池も訪ねており、WBC候補であることを直接伝えてきました。国内からは中継ぎ専門の投手も集め、準々決勝以降はベンチ入り投手を全部使い切るくらいの覚悟です」(前出・関係者)
DH制を解除し、大谷をマウンドに向かわせるプランもある。大谷が自身の打席を終えた後、ブルペンに行き、救援登板へ。大谷が2大会連続で優勝投手となるかもしれない。
「週刊実話」1月8・15日号より
