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好きが高じて大盛況のイベントに! 京都鉄道博物館とHRCの担当者に、「レーシング&レールウェイ ヒストリー」について訊く……次なる開催もあるか?

好きが高じて大盛況のイベントに! 京都鉄道博物館とHRCの担当者に、「レーシング&レールウェイ ヒストリー」について訊く……次なる開催もあるか?

京都鉄道博物館でのイベント「レーシング&レールウェイ ヒストリー」が終わった。鉄道とモータースポーツの両方を愛する人にとっては、まさに夢のようなイベントであった。また、鉄道好きにモータースポーツを、またモータースポーツ目当てに訪れた方に鉄道の魅力をお知らせするという意味でも、実に重要なイベントだったと言える。今後この効果がどんなふうに出てくるのか、実に楽しみだ。

 イベント終了にあたり、このイベントの実現に尽力した京都鉄道博物館の北野高宏氏と、HRC(ホンダ・レーシング)の田幸陽一氏に話を聞いた。

 このイベントの発端は、北野氏が2024年の9月に大阪・門真市のららぽーと門真で行なわれた岩佐歩夢プロデュースのイベント「Honda Racing Fan Meeting in Osaka」を訪れてHRC担当者にコンタクトを取り、訴えかけたことだった。「ぜひ京都鉄道博物館で、F1のイベントを実施したい」と。

 その想いはHRCに伝わり、今回のイベント「レーシング&レールウェイ ヒストリー」が実現。まさに2ヵ月間にわたってF1マシンが鉄道車両と共に並べられ、会期中には他カテゴリーのマシンの展示、トークショー、最終週末にはマクラーレンMP4/6のエンジン始動デモも行なわれた。

「非常に幸せな、2ヵ月間でした」

 北野氏はそう語った。

「私は鉄道も好きなので、当然普段仕事をしていても、それなりの幸せ感はあります。でもこの2ヵ月は2倍以上……相乗効果もあって4倍くらい幸せだったかもしれません。この先の日々が心配です……F1ロスというか」

「トークショーに中嶋悟さんや鈴木亜久里さんにお越しいただきましたけど、鉄道を絡めることによって、これまで全く聞いたことのないお話をたくさん聞けたので、それは面白かったと思います。目論見が当たったというか……来ていただいたお客さんにも、きっと楽しんでいただけたのではないかと思います」

■連日大盛況のイベントになった

 HRCとしても、このイベントには大きな手応えを感じているようだ。

「社内でも会期中、鉄道の話題がものすごくたくさん出ました。鉄道のイベント、すごく良いねという声を、たくさんいただいたんです」

 そう田幸氏は語る。

「なので改めて、10月23日からの2ヵ月は、狙い以上のモノをもたらしてくれたんじゃないかと思っています。一番嬉しいのは、京都鉄道博物館の狙いにも合致して、ハッピーな状態で会期を終えられたということは、すごく嬉しいです」

「期間中、ほぼ毎日X(旧Twitter)等に京都鉄道博物館でF1を見てきたという投稿を確認することができました。ここまで拡散性が高く、しかもそれが持続的な施策というのは、なかなかないんです……惜しまれつつ終わるイベントはなかなかないので、私の社会人人生としても、おそらく色濃く思い出に残るような、そんな2ヵ月だったと思います」

「これで会期は終わってしまいますが、今後も細く長くではないですが、何かしらの形で関係性を保っていけたらなと思っています」

 HRCの渡辺康治社長もこのイベントを大いに気に入っているようで、田幸氏には異例の報告をするように指示があったという。

「渡辺からも、もちろん色々言われています。1回目のトークショーが行なわれた時に色々な報告をしたんですけど、色々なところから『このイベント良いよね』というような良いことばかりしか聞かないから、『逆にあえて悪いところを報告しなさい』と言われました。そう言われても、あんまり悪いところがないんですよ……」

「その位非常に評価が高いイベントです。JR西日本さんのご理解をいただいて、お声がけをいただいて、本当に光栄ですというスタンスです」

■また来年もある????

 このイベントは終わったばかり。来年再び同様のイベントが開催されることに対する期待感は、当然大きい。

 イベント最終日の午後、トークショーに登壇した鈴木亜久里はその最後に、こう宣言した。

「また来年やりましょう! 僕も来たいです」

 この鈴木亜久里の発言を受け、ふたりはこう語った。

「亜久里さんを嘘つきにするわけにはいきませんね」

 そう北野氏が語ると、田幸氏もこう続けた。

「我々にもできること、できないことがありますから……何ができるのか、前向きな方向で繋げていければと思っています。まずは年明けに、作戦会議をします」

 読者の皆さんに断っておくが、今のところ再びのイベント開催など、何か決まっていることはまったくない。しかし実に素晴らしいイベントだったのは事実であり、再び同じような、いやさらにレベルアップしたようなイベントが実現することを願ってやまない。

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