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【MotoGP】年間4位まで追い上げたアコスタ、好調の鍵は「チャンピオンシップの夢を忘れたこと」

【MotoGP】年間4位まで追い上げたアコスタ、好調の鍵は「チャンピオンシップの夢を忘れたこと」

KTMのペドロ・アコスタは、MotoGPの2025年シーズンをランキング4位で終了。この1年間を振り返ると、マシンの改善よりも考え方を変えたことが重要だったと考えている様子だった。

 ファクトリーチームに昇格してMotoGPクラスでの2年目に挑んだアコスタだが、マシンが開発不足だったり、チームが財政難に陥っていた影響も受けて、序盤はスロースタートだった。

 ただシーズンが進むにつれて、アコスタは成績を着実に向上。フランスGPでトップ5に入り、夏休み前のチェコGPで3位を獲得。KTMがエアロダイナミクスをアップデートした夏休み明けには、さらに走りを改善させた。

 アコスタは2年目を振り返ると、シーズン中盤の進歩はマシンの改善よりも、考え方の変化によるところが大きいと話す。いわく、チャンピオンシップについて“忘れた”ことが鍵だったという。

「正直に言って、バイクはそれほど大きく改善していない。なぜなら、あまり多くの変更をしていないからだ」

 アコスタはそう語った。

「新カウルは助けになったし、スイングアームも多少は効いていたけれど、それでもまだ多くの問題があった。タイヤの消耗は激しいうえ、グリップが十分じゃないことで、レース序盤で競争力を発揮するのがかなり難しかったんだ」

「そういう状況の中、チャンピオンシップの夢を忘れ始めたとき、自分のパッケージを100%引き出すことだけに集中し始めたのは事実だ」

「ある日はトップ5で、別の日はもう少し苦しむこともあった。そしてまた別の日には、少なくともスプリントレースでは表彰台を争うことができた。たぶん、一番成長したのは自分のメンタルだと思う」

「確かにバイクのフィーリングは良くなっていた。だけど、メカニカル面で大きな変化はほとんどなかった。だから、バイクが大きく改善したと言うのは難しい」

「ヘレステストの後に腕上がりの手術を受けてから、いくつか違った点を見つけることはできたが、バイク自体はそれほど変わっていなかった」

 アコスタはシーズン前半戦時点では、99ポイント獲得に留まっていたが、後半戦では208ポイントを獲得。グリッドの中でも特に安定した走りだった。

 彼は一度目標をリセットする必要があったと改めて認め、同時にドゥカティとアプリリアに対して後れを取っていると語った。

「シーズン前半は忘れたい期間だった」と彼は嘆いた。

「なぜそうなっているのかをよく理解できないまま、かなり苦しんでいた」

「でも頭を一度クリアにして、目標を少し変え、より良いライダーになるためには一貫性を身につけなければならないと考えるようになってから、結果が良くなった。たぶん、何かプラスアルファを見つけられたのだと思う」

「サマーブレイク後も浮き沈みはあったが、トップ5、あるいは表彰台に、はるかに安定して絡めるようになった。その点については満足すべきだろうね」

「それでも、シーズンを通して見ると、アプリリアほど競争力を発揮するにはまだ多くが足りなかった。アプリリアは大きく改善し、ドゥカティは依然としてトップメーカーとして君臨しているんだ」

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