実は昨夜、全国の「丸亀製麺」が一斉に早じまいしていたことをご存じだろうか。
これは「丸亀ファミリーナイト」と呼ばれる取り組みで、12月24日はランチのみの営業とし、15時30分からのディナー営業を休止していたのだ(一部店舗を除く)。
つまり丸亀製麺に行っても、うどんが食べられなかったわけだが……もし向かいに「はなまるうどん」があった場合、行き場を失った “丸亀難民” が流れ込むのではないか? 気になったので実際に行ってみた。
・イブに一斉休業
1年に1度の大切な日に、この日ならではの温かい時間を従業員に過ごしてほしいという想いから、クリスマスイブのディナー営業休止に踏み切ったという丸亀製麺。
非常に素晴らしい取り組みだと思うが、何も知らずにお店を訪れた人はきっと驚くに違いない。完全に “うどんの口” になっていた場合、その人はどうするのだろうか?
というわけでクリスマスイブ当日。ランチ営業が終了する15時30分ごろ店舗に行くと、入口にはやはり休業を知らせる張り紙がしてあった。
店員さんはすでに閉店の準備を始めている。ただ、明かりは消えていない。最後のお客さんが店を出るまで、優しく見守っているようだ。
そんななか、一人の若い男性が中に入ろうとして店員さんに声を掛けられていた。どうやら短縮営業になることを知らなかったらしい。
ああ、彼はこの後どうするのだろう? ラーメン屋にでも行くのだろうか? 私だったら、うどん以外は受け付けない自信がある。と思いながら目線を横に移すと……
なんと向かいに「はなまるうどん」が!
・道路を挟んで出店
そう、実はここ立川駅南口では、丸亀製麺と「はなまるうどん」がほぼ向かい合う形で建っているのだ。
普段はバチバチのライバル関係にある両店だが、ここから先は「はなまるうどん」の独壇場。丸亀の客をすべて飲み込む入れ食い状態になるに違いない。
